野田政権、もはや日本人の政府じゃない!石原都知事が“尖閣”で怒<zakzak

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野田政権、もはや日本人の政府じゃない!石原都知事が“尖閣”で怒
2012.09.01
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120901/plt1209011458004-n1.htm
(全文引用)

 東京都の石原慎太郎知事が8月31日の定例会見で、「沖縄県・尖閣諸島の防衛問題」や「大阪都構想」をめぐって、野田佳彦首相や大阪市の橋下徹市長に対 して「(野田政権は)日本人の政府ではない」「(大阪都は)迷惑千万」などと切り捨てた。残暑厳しい夏の終わりに、痛快な石原節が炸裂した。

 石原氏がまず取り上げたのは、都による尖閣諸島の購入問題。同月19日に野田首相と極秘会談した際、国が荒天時の漁船待避所や気象観測所などを建設することを条件に、尖閣国有化を受け入れる考えを伝えたことを明らかにした。

 石原氏は会談で「一刻も早く本当の実効支配をしないといけない」「国が買いたいなら、一緒にやろう」といい、野田首相に前出の条件を示したという。都が尖閣購入のために募った15億円近くの寄付金も、国に譲渡する可能性も示唆した。

 一方で、回答期限が31日だとして、「いい返事がくることを願っているが、来ないだろう」「中国を気にしているなら、もはや日本人の政府じゃない」と言い切った。

 会見後、石原氏は「(官邸側から)週明けまで返事を待ってほしい」と連絡があったことを明らかにした。

 また、橋下氏が大阪府の名称を「大阪都」に変更することの賛否を問う住民投票を実施する考えを示していることにも、「全然間違い。迷惑千万だし、世界中が迷惑する」と批判した。

 石原氏は「国家のキャピタル(首都)は1つしかない。元首がいて国会があるところが都であり、大阪都構想などと言わないでもらいたい。都は東京都しかない」と語った。

 ただ、次期衆院選を見据えた「第3極」構築については、「橋下君を非常に信頼している」と語った。