自民・石原が苦戦!長老が“裏工作”か…林の推薦人引きはがしも

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自民・石原が苦戦!長老が“裏工作”か…林の推薦人引きはがしも
2012.09.19
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120919/plt1209191138005-n1.htm
▼全文引用

自民党総裁選(26日投開票)は、石破茂政調会長(55)が先行し、安倍晋三元首相(57)と、石原伸晃幹事長(55)が決選投票に進める2位の座を争う展開となっている。こうしたなか、安倍陣営から、党長老である古賀誠元幹事長の動向を警戒する声が飛び出した。「石原氏を2位に押し込むため、林芳正政調会長代理(51)から推薦人を引きはがして、石原氏に投票させるのでは」というのだが…。

 読売新聞は世論調査をもとに、地方票300について「石破氏130票、安倍、石原両氏は70票前後」と計算。夕刊フジでは、国会議員票199について、石破氏は40票、安倍、石原両氏は45票を確保。町村信孝官房長官(67)は町村派中心に30票以上を集め、林氏は古賀派中心に23票ほどを固めた−と分析している。

 こうした情勢から、当初は、石破、石原両氏の一騎打ちとみられていた総裁選は、「第1回投票では石破氏が首位で、安倍、石原両氏が拮抗(きっこう)する」との見方が強まっている。

 石原氏を支持する額賀派議員らに、石原氏の「中国は尖閣に攻めてこない」「福島第1サティアン」などの失言を挙げて、石原氏支持を見直すように求める怪文書が届くなど「反石原」圧力も強まっている。

 こうしたなか、安倍陣営の中堅幹部は次の懸念を漏らした。

 「古賀氏は、『脱派閥、脱長老』を掲げる安倍、石破両氏は総裁にしたくないようだ。(第1回投票で)町村氏の十数人に加え、林氏の推薦人になっている古賀派13人を石原氏に投票させ、石原氏を2位に押し込もうとするのではないか。林氏は得票が推薦人よりも少ないという前代未聞の事態になるが、背に腹は代えられないだろう」

 まさに仰天の奇策といえるが、別の安倍陣営幹部は「それをやったら林氏の政治生命が終わるうえ、『石原氏=長老傀儡』という印象が強くなる。安倍陣営の反感も買い、結局は石原氏は決選投票で石破氏に負ける」といい、けん制した。

 何でもありの情報戦になっているのか。



(ブログ)福島原発事故と放射能汚染 そしてチェルノブイリ地方の現状