民主党再生を考える

★2012年総選挙は、実に情けない結果に終わりました。3年数ヶ月の間、野党暮らしをして何の功績もなかった自民党が大勝しました。「口を開けて、ただ待っていたら??」、牡丹餅がドサドサ落ちてきました。「何でかしらん???」。大勝利した自民党自身が思っているでしょう。

★2009年の総選挙で大勝した民主党は、政権の座に着きました。「テンコ盛り」の政治公約は次々と反古にされ、最後は最大の裏切り行為である「消費税増税」を、野党自民党公明党と野合して強行しました。

★国民からみれば、「嘘つき」であり「裏切り者」です。こんな時、いきなり総選挙をやられても、「立候補者の選びようがない!!」と言うのが国民の正直な心境でしょう。おまけに、民主党は消費税増税がきっかけとなり「空中分解」しました。互いに「潰し合い」をして、更に少ない議席を減らしてしまいました。

★「こんな、オンボロ政党は、潰れてしまえ!!!」とも思います。しかしながら、自民党政治に歯止めをかけるには、野党勢力を育てるほかはありません。

★選択肢は、二つあります(多分)。

民主党を再建する。
維新を中心とする新興勢力を気長に育てて行く。

★今回は、「①民主党を再建する。」を考えて見ます。前回総選挙の馬鹿馬鹿しさを考えるなら、無駄のような気もしますが・・・・

★まず第一に、大敗の原因は、国民に嘘をつき裏切り行為を働いた事です。これについて、どう国民に説明し詫びるのかです。これがなければ、第二はムダでしょうネ???

★第二は、大敗のもう一つの原因は、選挙前に空中分解し、仲間同士で同士討ちをしたことです。互いに刺客を送りあい、実に醜いものでした。まあ、しかしながら【ケンカ両成敗】の判定が国民から下されました。(民主党未来の党ともボロ負け)

★その結果を素直に受け止めるなら、分散した旧民主党勢力は、「アーダモ、コーダモ互いに言わず」再結集するべきでしょう。

★「反省と総括、そして国民への説明とお詫び。勢力の再結集。」。その上で新規まき直しで、一から出直すしかありません。このような、「普通」の事が出来るかどうか???普通の政党とは、思えませんのでムリなような気もしますが、かなり冷たい視線ではありますが、見守りたいと思います。

民主党にそれが出来なければ、当然「②維新を中心とする新興勢力を気長に育てて行く。」の選択肢しかありません。



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