重機に隠し覚醒剤１１０キロ、オランダから密輸か｛読売新聞｝

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重機に隠し覚醒剤１１０キロ、オランダから密輸か
（2012年12月24日 読売新聞）
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20121224-OYS1T00284.htm
▼全文引用

　九州厚生局麻薬取締部と門司税関の合同捜査本部は２３日、オランダで積み込まれ、福岡市の博多港で陸揚げされた重機から、覚醒剤約１１０キロ（末端価格約９０億円）を発見、押収したと発表した。同税関では今年最大の押収量という。捜査本部は押収後の泳がせ捜査で、佐賀県神埼市神埼町、会社経営北村竜次容疑者（３７）や外国籍の男ら計５人を麻薬特例法違反（規制薬物としての所持）容疑で逮捕しており、国際的な密売組織が関与したとみて事件の全容解明を進めている。

　北村容疑者以外に逮捕されたのは、アメリカ国籍のリー・アン（４２）、ベトナム国籍のレー・ミン・ニャット（３５）、カナダ国籍のルー・タン・タイ（３３）、セルビア国籍のビビック・メンスール（５１）の４容疑者。

　発表によると、捜査本部は１２月上旬、博多港に陸揚げされたコンテナ内で、ロードローラーと呼ばれる重機のローラー内に隠されていた覚醒剤を発見した。コンテナはロッテルダムで積み込まれ、韓国・釜山(プサン)経由で到着した。
（2012年12月24日 読売新聞）
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