1票の格差:衆院選無効求め提訴 広島1区と2区 <毎日新聞>

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1票の格差:衆院選無効求め提訴 広島1区と2区 
毎日新聞 2012年12月17日 12時00分(最終更新 12月17日 14時26分)
http://mainichi.jp/select/news/20121217k0000e040330000c.html
▼全文引用

 「1票の格差」を是正せず、違憲状態のまま実施した今回の衆院選は無効だとして、広島の弁護士グループが17日、広島県選管を相手取り、広島1区と2区の選挙無効を求める訴えを広島高裁に起こした。別の弁護士グループも全国の高裁と高裁支部で同様の提訴をする予定。

 「1票の格差」を巡っては、最大格差が2.30倍となった09年の衆院選について、最高裁が昨年3月に違憲状態と判断した。今回の衆院選は、09年と同じ区割りのまま実施されており、司法の判断が注目される。

 原告代表の金尾哲也弁護士(広島弁護士会)は「長い間、違憲状態が続いているのに、立法府には格差を改善する動きが見られない。政治家の暴挙だ」と批判している。

 訴えでは、全都道府県に1議席を別枠として割り振り、残りの議席を人口に応じて配分して地方に議席を手厚く配分する現行の「1人別枠方式」を批判。今の議席配分では人口に比例していないため、31都道府県で議席の過不足が生じるとし、憲法が定めた「選挙権の平等」に反すると主張している。

 今回の衆院解散に先立ち、国会では小選挙区の定数を5減らす「0増5減」関連法が成立したが、新たな区割り作業は間に合わなかった。【黄在龍】
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