航空自衛隊浜松基地に劣化ウラン{中日新聞 CHUNICHI WEB}

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航空自衛隊浜松基地劣化ウラン
2012年12月15日
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20121215/CK2012121502000077.html
▼全文引用


 国の原子力規制委員会は十四日、浜松市西区航空自衛隊浜松広報館「エアパーク」や浜松基地など全国五カ所の空自施設で、航空機部品から放射性物質劣化ウラン計二・三キロが見つかったと発表した。エアパークでは、この部品が組み込まれた練習機を操縦席に座れる状態で公開していたが、規制委は防衛省の報告をもとに「放射線障害の恐れはない」と話している。

 規制委によると、一九九八年まで部品を輸入販売していた神奈川県藤沢市の航空機器会社「関東航空計器」が十月、自社工場内の部品などから計六十八キロの劣化ウランが見つかったと報告。部品の納入先だった防衛省が各基地などを調べたところ、エアパークなど四カ所で展示用のT−2練習機に組み込まれていたほか、浜松基地では部品そのものが教材に使われていた。

 空自によると、操縦席での放射線量は最大毎時〇・二三マイクロシーベルト環境省除染基準より低く、教材用の部品の表面放射線量は同一・六八マイクロシーベルトだが年間使用時間が約十時間にとどまるため、「健康被害を及ぼさない」という。

 エアパークでは九九年三月からT−2練習機を展示。劣化ウランが見つかったため十一月九日に部品を取り外したという。
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