日中対立の裏で北朝鮮がウハウハ! つかの間のバブルに沸く{zakzak}

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日中対立の裏で北朝鮮がウハウハ! つかの間のバブルに沸く
2012.11.02
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121102/dms1211021534017-n1.htm
▼「zakzak」から全文引用

 沖縄県尖閣諸島に端を発する日中の対立で、東京・秋葉原などをめぐる中国人ツアー客が潮が引いたように姿を消した。一方で、北朝鮮が中国や台湾のツアー客を取り込み、「漁夫の利を得ている」(消息筋)という。深刻な食糧不足と経済危機が続く北だが、つかの間の旅行バブルに沸いている。

 「9月末から10月初旬の連休はかなり韓国に流れたが、朝鮮旅行はビザが不要で手軽なので今も混み合っている」

 こう語るのは、中国・延辺朝鮮族自治州で中国人向け北朝鮮ツアーを取り扱う旅行会社の幹部。連休は訪朝する中国人客が激増し、中国側の国境の町、丹東から北朝鮮側の新義州に向かう国際列車は4本も増発したという。

 観光は主に金剛山といった風光明媚な秘境に加え、韓国との軍事分界線がある板門店が定番のコース。

 中朝関係に詳しい消息筋は「中国人は北朝鮮の建物や人々の動きを見て『文化大革命の時代みたい』と面白がる」とし、「平壌の主要ホテルには中国人団体客向けの大型バスが何十台も止まっている。中国人を喜ばせるため、雑技ができ、北京語のセリフを覚えさせたスーパーキッズを舞台に引っ張り出したりしている」。北の誘客策もなかなか抜け目がない。

 観光スポットも人気だが、中国人客の最大の関心事は「ばくち」(前出の旅行会社幹部)で、中朝国境に近い貿易都市・羅先(ラソン)のエンペラーホテル、平壌では大同江(テドンガン)の中州にある羊角島(ヤンガクド)ホテルの地下にあるカジノが「連日、大入り」(同)。

 両カジノとも中国資本で、金ピカの内装にバカラやスロットマシンがずらりと並ぶ。ギャンブルだけではなく、「表向きはマッサージだが、中国籍の女の子と××もできる」(同)。そんな“インフラ”も魅力のようだ。

 ただ、北の消息筋は「中国人はどこに行っても食べ散らかしたり、大声で自分勝手なので北の中国語ガイドは疲弊しきっている。北の旅行社の幹部が『日本人が大挙して訪れた90年代が懐かしい』とこぼしていたほど」と明かす。

 日中の緊張が、何かと厄介な北朝鮮を太らせているとは皮肉な話ではある。



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