【海水注入の中断】安全委は専門家集団として暴走を止める冷却水の役割を 果たしているとは、言えない/真実はいずれ明らかになる(2011年)

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【海水注入の中断】安全委は専門家集団として暴走を止める冷却水の役割を
果たしているとは、言えない/真実はいずれ明らかになる
2011/05/24 10:40
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愛媛新聞】<地軸>
■水かけ論
 まさに水かけ論である。震災翌日、福島第1原発1号機の炉心溶融を防ぐための海水注入が一時中断された問題で、政府・東京電力統合対策室と原子力安全委員会が、言った言わないの泥仕合だ………▲水かけ論とは我田引水、つまり自己保身だ。責任転嫁の構図がみてとれる。とりわけ安全委の無為無策は深刻だ。冷厳な専門家集団として政府や業者の暴走を止める冷却水の役割を果たしているとは、おせじにも言えない▲班目委員長がいう「原子力の専門家とそうじゃない人たち」との間に言葉の壁があるのだろう。さりとて事物に固着せず、円滑自在であれ。知者は水を楽しむもの。(2011年5月24日)<記事全文>

福井新聞】<越山若水
■「空白の55分」
 「空白の55分」−。何やらミステリーじみた話が物議を醸している。水素爆発が起きた東京電力福島第1原発で、いったん開始された海水注入が中断した問題である▼真相はなお玉虫色だが、素人ながら首をひねることがある。日本の原発史上最悪の事態。その重大な判断なのに、関係者の記憶が何とあいまいなこと▼それに東電は海水注入を渋っていたはず。なのに政府決定に先んじて、しかも報告もせず“試験注入”を行う積極性。何ともミステリアスな経緯だが、真実はいずれ明らかになる。それは歴史が証明している。(2011年5月24日)<記事全文>

福井新聞】<越山若水
■「空白の55分」
2011年5月24日
愛媛新聞】<地軸>
■水かけ論
2011年5月24日



(ブログ)福島原発事故と放射能汚染 そしてチェルノブイリ地方の現状