「コロンブスの卵」と「貧乏人は麦を食え」

高度経済成長期の時代にある総理大臣が、「貧乏人は麦を食え」と言ったとか
言わなかったとかで物議をかもし出したことがありました。
今、新米は放射能汚染が心配されるところです。

そこで、「コロンブスの卵」
米を食べようと考えれば、色々心配する必要があります。
(特に、妊産婦、乳幼児、児童の年齢の子どもたち)
米は、当分一切食べない。
こう考えるなら、コメに関する汚染問題で悩む必要がなくなります。

小麦は、ほとんどが輸入ですから、小麦を主食にすれば放射能汚染問題は、
「主食」については、とりあえず解決します。
肉も、輸入品しか食べない、と決めるならこれについても放射能汚染について
心配する必要がなくなります。
その分、他の食材に注意力を振り向けることが出来ます。

もう、これだけ食材の放射能汚染が広がってしまえば、アレもコレも国産と
考えていると、必ずどこかで汚染食品を食べてしまう事になると思います。

内部被曝の少しづつの蓄積が、確実に将来の放射能に起因する健康被害
発症率を高めます。
まして、妊婦と乳幼児は放射能汚染に極めて弱いことが確認されています。
10歳以下の児童もそうです。
(女性は男性に比べて更に弱い事も確認されています)
であるならば、完全に汚染食品を排除する事は、難しいかもしれませんが
摂取量を減らす努力は、絶対に必要です。

この状況の中、ほぼ汚染ゼロの食材があるのなら、積極的にそれを
活用するべきかと思います。
そうする事で、トータルの汚染物質の摂取量を減らすことを考えては
いかがかと思います。