「チェルノブイリ・ハート」、今日、観てきました!!!2011年08月14日 16時

チェルノブイリ・ハート」、今日、観てきました!!!
2011年08月14日 16時

感想は、「悲惨」「悲痛」「気の毒」「可愛そう」 「やるせない」「腹立たしい」 「許せない」「神様、どうか、この子達にお慈悲を!!」「絶対に原発事故を許しては、ならない!!」

以上の、気持ちが入り混じった「複雑な」心境です。とても、一言では、言い表せません。

約1時間の映像ですから、時間的限界があります。それでも、原発事故の健康被害のひどさ、そして、今も尚、原発事故の汚染は続いており、土壌もそうですし、原発自体も高濃度の放射能を環境に放出し続けている事実が、あります。
近年、それが酷くなってきたので、「石棺」を更に覆う計画が進行しています。
25年後の今も、事故は収束していないのです。

いくつか、日本で誤解されているのでは、ないか??と思われる部分を指摘します。
まず、避難者。原発に近い所の住民約35万人は、強制的に避難させられました。
しかし、今尚、本来、避難する必要のある汚染地帯に500〜600万人の人々が生活しています。
そして、放射能による死者は、2004年までに、「約98万5千人」にのぼると見積もった衝撃の著作が発表されています(未翻訳)。
2007年、生物学者のアレクセイ・ヤブロコフ、原子力物理学者のワリシー・ネステレンコ、環境学者のアレクセイ・ネステレンコ共著から引用。

これとて、全部とは言い切れません。汚染や被害者の居住地域がロシア・ウラル山脈以西から
イギリスまで、広大な地域が汚染されているので、全体の調査は、事実上不可能なのです。
ですから、死者・健康被害者は地域を限って、この地域で何人と言う様な、「調査」しか出来ないのです。
調査すら出来ない国もあります。ですから、総数は多分、未来においても「不明」のままだと思います。
出てきた数字が、それで全部では無い、事を知っておいて下さい。

死者については、300万人を超える、と言う説もあります。

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さて、健康被害ですが聞いているより「遥かに深刻」です。今尚、増え続けています。
一番国土の汚染が、酷かった、「ベラルーシ」では、ほぼ国土全体が汚染されています。
逃げようも無いわけです。
ですから、ここの健康被害が最も深刻です。
ウクライナチェルノブイリの所在地)でも、同様です。人々は汚染地帯にすんでいるのです。
当然、次世代型の健康被害が発生しています。

それは、どうしてか???
食品を摂取する事による、「内部被曝」が原因です。外部被曝については、危険地帯が大体分かっていますので、避けることが出来ますが汚染食品についての知識が不十分なのです。
だから、汚染食品を食べる事で「内部被曝」する例が多いようです。

日本では、御用学者が「甲状腺ガン」しか健康被害は無い、ような説明をして、マスコミもそれを、大々的に放送して、国民を「騙して」います。
実際には、日記でも書きましたように、「沢山の種類」の健康被害が発生しています。
しかし、これを学問的に放射能との因果関係を証明する事が難しいのです。
そのため、国際原発利権は、それらを隠滅して、「子どもの、甲状腺ガン」しか、放射能による健康被害は、発生していない。死者も数十人である。
このような、「世紀の誤魔化し」をしております。
それを、手助けしているのが長崎大学広島大学を中心とする「御用学者」たちです。

今回も、国民を騙すために、テレビなどで「大活躍」しています。
しかし、彼らの言っている事は、前述の通り、「世紀の大嘘」と言うべきものです。
間違っても、「世紀の大嘘」を信用しないでください。

そして、更に「悲劇」なのは、今の子どもたちの「次の世代」です。
ここで、本当の意味での「放射能による健康被害」が明確に発生するのです。

ベラルーシでは、新生児のうち健康な赤ちゃんの生まれてくる割合は、何と!!20%未満です!!!80%強の赤ちゃんが、何らかの健康被害を持って生まれてくるのです。

ウクライナでも、被曝した子どもたちが大人になってから生む新生児の健康である割合は、
30%未満だと聞きました。

つまり、被曝した子ども達にも健康被害は発生しますが、更にその子どもたちが生む「赤ちゃん」に驚くべき健康被害が、生まれながらにしてあるのです。

今の子どもたちを、危険地帯に放置する事は、その子どもたちだけでは無く、「次の世代でもっと酷い健康被害」を発生させてしまうのです!!!
今の子どもたちを救う事は、その次の命を救う事でもあるのです。
これを、理解できるなら、何が何でも、放射線量の強い危険地帯から児童・学童を、『集団疎開』させて欲しい!!!
こう、心の底から願います。

★「チェルノブイリ・ハート」の意味は、チェルノブイリ地方で多発する心臓病を意味しているようです。それくらい心臓病が、多発しているのです。

簡単ですが、今日はここまで。