自然エネルギー20%への志向!!!(2011年05月28日 20時03分)
G8後の記者会見で、又菅総理は「思いつき発言」をしたようである。
自然エネルギー比率を2020年代の前半(?)までに、20%以上まで引き上げる事を目標に掲げた。
具体的な内容は、これからのようである。海江田大臣も聞いていなかったようである。
多分、国内では、これからブーイングの嵐ではないかと思う。
しかし、これを目標にエネルギー政策を変更し原発発電の比率を下げるのは、将来を考えるなら「良い政策」である。
原発推進派からは、費用が掛かるとか、電気代が高くなるなど批判は、今から見えている。
しかし、原発発電のコストも今、言われているのは明らかに「積算コスト」を捏造しており、多分誰も本当のコストを知らないと思う。だって、正しい費用を計上して計算していないのだから、発電コスト不明が、正しい表現である。
更に、高速増殖炉「もんじゅ」や、六ヶ所中間処理工場に費やされた「無駄がね」を、考えるなら、少々の将来への投資は許されると考える。
「もんじゅ」と「六ヶ所」では、見えているだけで、4兆6千億円である。別予算の形で使われている金を含めると、「もんじゅ」で2兆4000億円が、5兆円位になっているそうである。
このような、「無駄がね」は、原子力に関しては、一体幾ら使われたのか、誰も計算できないであろう???巨額すぎて・・・
つまり、原発政策を推進する為に、無駄な税金を何十兆円単位で遣い、環境を大規模に汚染し得たものは、使ってしまった電気だけである。今後、使用済み核燃 料の後始末や原発の廃炉費用が、これまた、何十兆円の出費である。しかも、これらは、今の電気料金に全部算入されて居る訳では、無い。
かなりの部分を、将来の世代に「先送り」しているのである。
などなど、考えると、自然エネルギーへのエネルギー政策の転換を是非、実現して欲しいと思う。
同じ、税金を使うなら、原発に使うのは、もう止めて新エネルギーの開発に使って欲しいと思う。
何だか、原発にこだわった事が、日本のエネルギー関係の技術の進歩を妨げて来た様に、思われるのである。
原子力ばかりが、エネルギーでは、当然、無い。ほかにも、沢山ある。そちらに、目を向ける時が、来たのではないか??と思う。
2011年05月28日 20時03分