日本医師会の提言「子供に対し、国の対応はより慎重であるべきだ」を政府は、考えよ!!!(2011年05月25日 08時36分)

※残留放射性物質の放射線量について

 


日本医師会は5月12日、「子供に対し、国の対応はより慎重であるべきだ」として、その数値の引き下げ、つまり基準をより厳しくするよう求める見解を発表した。

そもそも文科省の基準は、国際放射線防護委員会(ICRP)が3月21日に出した「今回のような非常事態が収束した後の参考レベルとして、1~20ミリ シーベルト/年の範囲で考えることも可能」という声明に基づいたものだが、文科省は1~20のうち、その最大値をとっている。

20ミリシーベルトとは、どんな値か???
欧米では、原発作業者・労働者の5年間の被爆線量の上限値が、100マイクロシーベルトである。
これと、同じ値を、子供に適用している訳である。

これを、「当たり前」と考える人間は、普通いないと思う。
その数字を、文部科学省が出している。
役人と言うのは、こう言う人種である。
「無責任」の極みだと言う事である。

本来なら、福島県の子供たちは「学童疎開」を考えるべきであって、基準値を原発作業者並みに引き上げて、誤魔化してしまうなどあっては、ならない話である。

これに対し、政治の方からは何の異議も出ない。マスコミも大して騒がない。

本当に、国民の生命と健康を全く考えていない事が、良~く理解できる一件である。今回に事故を見ていると、一事が万事こんな調子である。

政治が全く機能していないから、役人の作った「非人間」的数字や対応がドンドン、実行されて行くのだと思う。

更に、残留放射性物質の放射線量の測定方法にも「大問題」があり
数値を「低く」抑えるために「細工」を、している可能性が指摘されている。

つまり、地面から「遠い」位置で測定すると値が、低くなるのである。
「安全」とされている東京都内でも、地表面から1メートルの地点で測定すると、「安全で無い」地域もあるようである。

政府も、行政も信用できない以上、国民は特に子供については自衛するしかないと思う。
直接の窓口となる自治体を動かす事も一つの方法であろうかと思う。

もう一つ、食品に関して。
加工食品だと、残留放射性物質を含んだ食材でも混ぜられてしまうと分からないのである。知らないうちに「残留放射性物質入り」の食品を食べていました、と言うケースが今後、出てくると思う。

既に、乳製品などは、そうされている、と言った未確認情報も聞かれる(あくまで未確認情報ですが)。
ファミリーレストランなどでは、数値は超えていない事を理由に残留放射性物質を含んだ野菜を使用しているところもあるように聞く。

当分、食品に関しては「自衛」以外に方法が無い事を、特にお子さんをお持ちの方は、知って欲しいと思う。

と言うように、当分、「残留放射性物質」の放射線量と食品からの体内への摂取については、十分注意して欲しいと思う。
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参考
NEWSポストセブン
記事タイトル
専門家が再測定 東京・葛飾区の放射線量は政府発表の5倍
2011.05.20 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110520_20864.html

※週刊誌の記事を、バカにしない方が良い。
新聞より週刊誌の方が「正しい」ケースは、多々見られる。
特に、原発事故に関連した場合は、そのケースが多い。


2011年05月25日 08時36分

 

 

2012-02-06 12:19:51 | 福島原発事故
http://blog.goo.ne.jp/kg7n-oka6re4bl_kd6b-ra6bi_4eg/e/395b314e42f23d56fe6e163bceea1233