{日米同盟と原発}幻の「広島原発」 米が一時検討、市長も前向き<東京新聞 TOKYO WEB>
東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
【特集・連載】
日米同盟と原発
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201301/index.html
幻の「広島原発」 米が一時検討、市長も前向き
2013年1月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201301/CK2013012302000230.html
▼全文転載
平和利用の名の下に、反核世論の沈静化を狙っていた米国は、被爆地・広島に日本初の原発を建設する計画を検討していた。
きっかけはビキニ事件の翌年、一九五五(昭和三十)年一月二十七日。米議会で行った下院議員シドニー・イエーツ(45)の演説。それによると「日 本人はまたしても核の犠牲になった」とし、日米友好に向けて両政府が共同で広島に原発を建設することは意義深いことなどとした。
一方、イエーツ提案はマスコミを通じて日本にも伝えられ、当時の広島市長、浜井信三(49)は地元紙に「原子力の最初の犠牲都市で初めての平和利用が行われることは犠牲者の慰霊にもなる」と前向きなコメントを寄せていた。
浜井のおいで現在七十七歳の医師、砂本忠男は当時の発言について「原発建設で、広島の復興資金が得られると考えていたのだろう。もし害がないなら利用をしたい、と、当時大学生の私に話していた」と振り返る。
東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
【特集・連載】
日米同盟と原発
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201301/index.html