衆院選終盤情勢 自民 単独過半数の勢い{東京新聞 TOKYO WEB}

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衆院選終盤情勢 自民 単独過半数の勢い
2012年12月13日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012121302000106.html
▼全文引用

獲得議席数予想図
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/images/PK2012121302100022_size0.jpg


 本紙は十二日、第四十六回衆院選(十六日投開票)について、独自の調査に共同通信が十一、十二両日に行った電話世論調査を加味して終盤の情勢を分析した。自民党が過半数の二百四十一議席を上回る勢い。民主党は百議席を割り込む情勢。ただ、共同通信の調査では、四割の有権者が投票する候補、政党を決めていない。今後の選挙戦次第では情勢が変わる可能性もある。 

 自民党小選挙区で約百二十議席を固め、およそ百議席も獲得が有力だ。保守地盤の強い地方だけでなく、都市部でも優位に立つ。しかし、比例代表は伸び悩み、前回の五十五議席並みの六十議席前後にとどまる見通し。

 公明党も堅調で、三十議席前後を獲得する見込み。自公両党で三百議席に達する可能性もある。

 民主党小選挙区で確実にしたのが五十議席程度。二十五選挙区ほどで自民党などと競り合っている。比例代表も四十議席に届くか微妙な状況だ。

 日本未来の党は十議席程度を固めた。ほかに十選挙区程度で議席を争っている。

 日本維新の会は五十議席に乗る可能性がある。地盤の大阪で優位に戦いを進めている。ほかの地域では比例は堅調だが、小選挙区で苦戦している。みんなの党も公示前の議席を上回る見通し。

 共産党社民党は公示前勢力の維持が微妙な情勢。新党大地は地元の北海道で一議席を固めた。国民新党新党日本新党改革議席獲得を目指す。

 共同通信の調査で投票先を未決定としたのは小選挙区43・3%、比例代表40・4%。四、五日の調査では小選挙区56%、比例代表48・0%。未決定者は投開票日が近づくと大幅に減る傾向にあるが、今回は有権者が投票先を絞り込めないでいることがうかがえる。

共同通信の世論調査の方法> 全国三百小選挙区のうち、話題区、激戦区などの百五十選挙区の有権者を対象に十一、十二の両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。一選挙区四百人からの回答を目標とした。実際に有権者がいる世帯にかかったのは八万四千四百二十五件、うち六万三千百八十一人から回答を得た。
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