本性見えた　安倍自民「ウルトラ右翼」公約｛日刊ゲンダイ｝

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本性見えた　安倍自民「ウルトラ右翼」公約
2012年11月21日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139752
▼「日刊ゲンダイ」から全文引用

国防軍、集団的自衛権行使、教科書検定見直し
　安倍自民党が２１日発表する選挙公約は、ウルトラ右翼の本性が丸出しだ。
　復興と防災、経済成長、教育・人材育成などの項目も用意されているが、目を引くのは外交・安全保障の分野。「集団的自衛権の行使を明確化」し、「防衛力を質、量ともに見直す」とある。同時に、「日米同盟の深化」も掲げられているから、要するに世界中で米国と一緒に戦争をやれる体制をつくろうというわけだ。
　尖閣諸島の問題では「公務員の常駐を検討」と訴えた。わざわざ中国との対立をあおり、“チャイナリスク”を高めることで、軍事力強化のテコにする考え。「国防軍の保持」を明記した改憲案を国会に提出することも盛り込んでいる。
　また、教育では、教科書検定の見直しを主張。「歴史的事象の扱いに配慮する」とされている「近隣諸国事情」も取っ払う。米国には揉み手で擦り寄り、中国や韓国には喧嘩腰で対応する。それが安倍自民党の目指す道ということだ。
　戦争が目の前にちらつく息苦しい世の中。とてもじゃないが、明るい未来は思い描けない。