そして誰も相手しなくなった自業自得 東国原{日刊ゲンダイ}

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そして誰も相手しなくなった自業自得 東国原
2012年11月5日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139458
▼「日刊ゲンダイ」から全文引用


「推進の会」とも関係悪化

<小沢にも接近を図る無節操ぶり>
写真URL
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 暴走老人のブン投げ辞職に伴う東京都知事選をめぐり、メディアは連日、前回169万票を獲得し次点となった東国原英夫・前宮崎県知事(55)の動向を伝えている。
 先週末に「無所属で立候補の意向を固めた」との報道もあったが、いまだ正式表明はナシ。本人は「現時点で出馬する計画も予定もない」と迷惑そうに振る舞うが、毎日ツイッターでせっせと自身のスケジュールを発信。わざわざ自分の居場所をメディアに教え、まるで「取材に来てくれ」と言わんばかりなのだ。
「正式表明を引っ張るだけ引っ張って、世間の注目を集めるのが狙いでしょう。先週末の出馬報道も、あえて支援者に出馬をにおわせ、メディアが飛びつくように仕向けたフシがあります」(政界関係者)
 メディアの関心は、維新の会との仲にも向いている。すでに橋下徹代表は、石原から後継指名を受けた猪瀬直樹副知事に「東京都知事にふさわしい」と表明。民・自・公など既成政党間には東国原への抵抗感が根強い。維新の会を振り向かせたい東国原は「橋下さんとは電話で話している」と近い距離をアピールするのに躍起だが、橋下個人とはともかく、維新との関係は悪化しているようだ。
「東国原は、9月にあった維新の会と国会議員らによる公開討論会に2回目から欠席しました。その頃は維新政党支持率が予想外に低迷し、内部に動揺が広がっていた。東国原が週刊誌にSEXスキャンダルを書かれた時期とも重なり、ある幹部から『スポークスマン役の東国原がイメージダウンの原因』との意見もあった。そんなムードに、機を見るに敏な東国原は、維新に見切りをつけて一時は自民党にスリ寄ったのです。ある幹部に宮崎1区からの出馬を打診したとも聞いてます。そんな男が今さら、維新に支援を願い出てもムシがよすぎますよ」(維新関係者)
 焦る東国原は水面下で「国民の生活が第一」との接近を図っているが、もちろん、小沢代表が相手にするはずもない。かくして東国原は政界の孤児となり、都知事選に2連続で落ちれば、さすがのメディアも相手にしなくなる。スポンサーも離れる。それでも再び政界を目指すなら、選挙という選挙に出馬する羽柴ナニガシ氏と立場は同じ。泡沫候補の運命である。



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