【中国の本性】目覚めよ、日本人 中国に「誠」は通用せず★(5)<zakzak>

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【中国の本性】目覚めよ、日本人 中国に「誠」は通用せず★(5)
2012.10.27
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121027/frn1210271438001-n1.htm
▼「zakzak」から全文引用

 中国とどう付き合うか、どう対峙するのかという問題は、1970年代の日中国交樹立前から日本で論議されはじめ、今日に至ってさらに盛んに論議されている。

 確かに、「善隣外交」はすでに日本の国是となっている。だが、実際「善隣」は難しいということが人類共通の歴史経験であり現実だ。だから、はるか二千余年も前の中国伝統の「遠交近攻=遠きと交わり近きを攻める」策は、EU、北米を除く世界各地で現在も生きている。

 日本では全方位外交、日米中正三角形の外交などの論議があるが、現実的には「対米追随」「中国を怒らせるな」というような外交姿勢であり、対等の付き合いができない。

 日米両国間には近現代百余年来、共有の普遍的価値があり、文化摩擦が少ない。だが、聖徳太子以来今日に至るまで、日中間に文明の衝突、文化摩擦が絶えないことは、歴史が物語っている。

 日本人の最大の弱みは「誠」「至誠」の心である。日本人社会では通用するが、外では危険極まりない。中華世界は人間不信の社会で、人間不信の学問である「韓非子」が聖典とされるのはそのためだ。日本憲法前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」とあるような相互信頼の発想はもともとない。

 日中間で何か事が起こる度に、日本の評論家は「腹を割って話せば分かる」と言うが、中華の世界は「問答無用」の我執(がしゅう=自分に対する執着)の強い人間しか生き残れない社会である。「腹を割って話せる」人間は真心を見透かされ、いいカモとなる。

 だから、日本人はだまされても、また、だまされるのだ。中国学の大家である故フェアバンク・ハーバード大教授は、中国人は日常生活でも「戦略的思考」型によって行動すると指摘している。

 日本人は「中国とどう付き合うか」と考える前に、付き合うか、付き合わないか、よくよく考えた方がいい。孫子の「兵法」は、「伐交(=交渉・交遊)」を次善の策と教えている。福沢諭吉の「アジアの悪友どもとの交遊謝絶」という主張もあったことを想起すべきだ。

 中国のゆすりたかりは、決して日本に対してだけではない。台湾に対しても、いわゆる「文攻武嚇」をはじめ、「核使用」「中性子爆弾使用」「陳水扁当選即戦争」と1000回以上も恫喝を続けてきた。

 アメリカに対してさえ、中国の遅浩田(ち・こうでん)元国防大臣は「アメリカは中国人が発見した領土」「アメリカの回収(=奪還)は生物兵器使用が最も有効」などとほえている。「また犬の遠ぼえか」とうんざりだが、しかし、国際常識を逸脱した中国人の行動が、日本人の国家意識の向上に貢献したのだから、「中国よ、反日ありがとう」と礼を言ってもよいだろう。 =おわり

 黄文雄(こう・ぶんゆう) 文明史家、評論家。1938年、台湾生まれ。64年、留学のため来日し、早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院西洋経済史学修士。現在、拓殖大学日本文化研究所客員教授。1994年、巫永福文明評論賞。著書に「日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか」(徳間書店)、「中国人が死んでも認めない捏造だらけの中国史」(産経新聞出版)など。



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