パソコン遠隔操作 ウイルス蔓延の恐怖 アナタの預金がスッカラカンにされる!?{日刊ゲンダイ}

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パソコン遠隔操作 ウイルス蔓延の恐怖 アナタの預金がスッカラカンにされる!?
2012年10月12日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139092
▼「日刊ゲンダイ」から全文引用


<感染したらIDもパスワードもダダ漏れ

 パソコン遠隔操作事件で、ウイルスの感染源になったとみられる無料ソフトのダウンロードサイトには、20人以上がアクセスしていたという。新種のウイルスらしいが、「すでに蔓延(まんえん)している可能性が高い」(捜査事情通)。遠隔操作ウイルスは他のパソコンに“感染拡大活動”も行うからだ。
 アナタのパソコンもすでに乗っ取られているかもしれない。となると、悪質な書き込みによる冤罪(えんざい)被害も現実味を帯びてくるが、もっと怖いのが“スパイ活動”だ。
「遠隔操作ウイルスに感染すると、アナタがどういうキーボード操作をしているかという情報まで外部に送信されてしまいます」(ウイルス対策ソフト会社関係者)

 どんな文字を打ち込んでいるかをスパイされるので、クレジットカード番号やID、パスワードもダダ漏れ。犯罪者がアナタに成りすまし、ネット通販で高額商品を買い漁る恐れがある。
 ちなみに、昨年のカード不正使用の被害額は約78億円。届けがあった分だけでその額だ。
「明細を見て被害に気づいたら、すぐにカード会社に電話をして利用を停止し、〈こんな物は買っていない〉と異議を申し立てること。警察に被害届も出す。その後の対応はカード会社によってまちまちですが、とりあえず被害者ができることはそれぐらいです。割とよくいるのが、腹立ち紛れに銀行口座を凍結してしまう被害者。身に覚えがないお金を払いたくない気持ちは分かりますが、絶対にやめておきましょう。引き落とせなかったという情報が記録され、アナタの信用が下がるだけ。のちのち面倒なことになりますよ」(カード会社関係者)
 ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。
「カードが危ないということは、ネットバンキングも危ないわけです。URLとID、パスワードを抜き取られ、預金を丸ごと持っていかれる恐れがある。気づいた時にはスッカラカン……。場合によっては泣き寝入りもあり得ます」
 怪しげなメールは開かない、怪しげなサイトには近づかないことだ。



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