原爆(原発)ぶらぶら病(2)

「原爆(原発)ぶらぶら病」の説明らしき資料

(1)ウイキペデイア
原爆ぶらぶら病
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%81%B6%E3%82%89%E3%81%B6%E3%82%89%E7%97%85
引用
体力・抵抗力が弱く、疲れやすい、身体がだるい、などの訴えが続き、人並みに働けないためにまともな職業につけない、病気にかかりやすく、かかると重症化する率が高いなどの傾向をもつとされる[1]。


広島市への原子爆弾投下後、市民のあいだで名付けられ、医師の肥田舜太郎が被爆患者の臨床経験をもとに研究してきた。肥田によると、当時よく呼ばれていた"ぶらぶら病"の状態­が続き、医師に相談していろいろ検査を受けてもどこも異常がないと診断され、仲間や家族からは怠け者というレッテルを貼られたつらい記憶をもつ者が少なくないという[2]。


ぶらぶら病についての証言は、広島原爆投下時に宇品港の近くにいた岸本久三の言葉として、「広島でも“ブラブラ病”と言うとったんですか。そういえば語感がぴったりですねえ。私もこの原因不明の病気にやられてから仕事もすっかりやめ、毎日家にごろごろしているんですが、近所の人たちから“なまけ者”と言われているような気がして…」十数年前からの倦怠感、四、五年前からの痛み、吐き気を呈し、「医者も原因不明だというんです。名護の保健所で手に負えず、那覇では胃が悪いといわれて、とうとう開腹手術までやりましたが、結局、胃は異常なし。次は神経科へ回されまして……ノイローゼだろうということなんでしょうが。この痛みはだれにもわかってもらえません。」(一部略)「表面はじょうぶそうに見えるから、かえっていけない。手か足に傷でもあるほうが、世間の人にはよくわかってもらえるのに…」―狭い村のなかで岸本さんの“ブラブラ病”には、かなり気をつかっている様子だ、との記載がある[3]。


また全身倦怠感、易疲労感を中心とした症候群である「慢性放射能症」、「慢性原子爆弾症」(都築正男、「慢性原子爆弾症について」昭和29年2月『日本医事新報』第1556号所収)と一致、または重複する病態に対する、民間における呼称とも考えられる。


原爆投下時に、いち早く広島に入り原爆症の科学的解明と被爆者の医療および看護の基本方針を明らかにした都築正男教授(東京帝国大学医学部外科学)による報告では「広島および長崎で被爆したが、幸にして死亡を免れて生存し得た人々のうちに、晩発症として、白内障白血病、再生不能性貧血(原文ママ;再生不良性貧血)等が発生していることは、すでに知られている。しかし、現在最も注目せられることは、私が「慢性原子爆弾症」と名づけることを提唱した病態であって、疲れやすく、根気なく、感冒、下痢などにかかりやすく、生気の乏しい状態を示すものが可なり多いことである。主として、放射能威力による内臓−骨髄、肝、腎、内分泌臓器、生殖腺等―の障害に基く機能不全、乃至機能変歪によるもので、その結果として生活予備力が不足することに基づくものであろうと考えられている。ビキニの灰を被ることによっても、類似の慢性放射能症が惹起せられ、抵抗力の弱いものとなる可能性があると思う。ただし、これ等の慢性症のことは、医学的になお未知の領域に属するものであって、今後、研究の進むと共に、その予防ならびに治療対策も考え得られることと思う。」と記載がある[4]。


内部被曝や低線量被曝が原因との見方があるが、因果関係は立証されていない。原発労働者の倦怠感、湾岸戦争から帰還したアメリカ兵の"湾岸戦争症候群"に、症状が共通しているとの指摘もある[要出典]。

ブログ
(2)是々非々に論争!!
ご存知でしたか?原爆ぶらぶら病・驚く事に低線量放射能が原因・内部被曝原爆症にも認定されません。
2011/4/21(木) 午前 11:26
http://blogs.yahoo.co.jp/jigenryu007/64353481.html
(一部引用)
ペトカウの発見
 重要なのはアブラハム・ペトカウ(カナダ)の1972年の発見です。ペトカウは放射線で、細胞膜が破壊できるのかを実験していました。牛の脳細胞で実験していましたが、高線量を瞬時に照射するのでは、なかなか細胞膜は破壊されないのです。
 ところが誤って、試料を低線量の溶液に落としたところ、細胞膜は低線量で破壊されました。微量の放射線、低線量なら細胞膜は容易に破壊できるのです。しかも、照射が長時間になればなるほど、細胞膜には穴があきやすくなります。
 ペトカウはノーベル賞級の大発見をしたのですが、米国政府や勤務先の圧力によって狂人あつかいされ、論文は印刷も出来なくなりました。しかし、ペトカウの説は、彼の知己を通じて、じわじわと拡がっていったのです。低線量・長時間、というのが内部被曝健康被害として恐ろしいのです。


(3)「原発はいますぐ廃止せよ」
原爆ぶらぶら病は低線量放射線による障害 稲博士はこれにどう答える
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-21.html
(全文引用)
 肥田氏は著書の中で、 被爆者特有の症状として当時“ぶらぶら病” と呼ばれた病名を指摘している。それは検査でどこも異常がないと診断されても病気がちで身体がだるく、仕事に根気が入らず休みがちになる。それゆえ家族や仕事仲間から怠け者というレッテルを貼られ、様々な悩み、不安の中で生きていた人たちと説明する。
 「ぶらぶら病」とは日本の民医蓮が国連に出した報告書「広島・長崎の原爆被害とその後遺」の中で明らかにされている。要約すると、

1・被ばくによって様々な内臓系慢性疾患の合併が起こり、わずかなストレスによって病症の増悪を現す。

2・体力、抵抗力が弱く「疲れやすい」「身体がだるい」「根気がない」などを訴え、人並みに働くことが困難。

3・意識してストレスを避けている間は病症が安定しているが、何らかの原因で一度病症が増悪なると回復しない。

4・病気にかかりやすく、かかると重病化する等である。

 このぶらぶら病と全く同一の病症を米国医師ドンネル・ボードマンが大気圏核実験で被ばくした米兵の中にたくさん見出した。ボードマンはこの病症を低線量放射線障害によるものと断定した。
 しかし、この「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる低線量放射線障害は「原爆病」認定患者には指定されていない。そして低線量放射線障害は一代では終わらず子供たちにも影響していく。子供たちの登校拒否や成人病にかかるなどの老人化などは放射線の影響と考えられないであろうか!

ペトカウ理論は被ばく者に「原爆症」認定の門を開く

 1972年、ホワイトシェル研究所のアブラム・ペトカウは短時間の高レベル放射線よりも低レベルの放射線を長時間放射したほうが細胞にダメージを与え易いことを発見した。これは強度の原爆放射線の体外被ばくよりも低レベルの放射能の体内被ばくのほうが人体に大きな危険があるということ意味している。
 これにより0・01から0・1グレイの最小線量の体内被ばくによっても人体に大きな危険を受ける可能性が出てきた。これはDS86の体外放射線量を基準にした国の認定基準値を十分の一以下に引き下げる余地を示唆している。すると爆心地より1・5キロ、2キロはもちろん、5キロ以上の遠距離にいた人でも人体に危険を及ぼすほどの被ばくが考えられるようになった。今まで「原爆症」患者と認定されなかった人達に大きな道を開くことになる。
 ペトカウ理論を支持したヨーロッパの科学者グループ、欧州放射線リスク委員会(ECRR)はチェルノブイリ原発事故の体内被曝の影響を考慮して、それまでの国際放射線防護委員会(ICRP)が公表した1945年から89年までに放射線被ばくで亡くなった人の数117万人と言う数字に対し、6160万人と言う数字に訂正した。
 となれば広島・長崎の原爆で1950年までに34万人が死亡したとされる数字は訂正されて、さらに大きな数字となる可能性がある。
秋田県発!秋田の市民新聞あおぽ)
広島・ 長崎の原爆症チェルノブイリ事故の体内被ばくの関係
http://www.aopo.net/tyeruno/510/510.htm
体内から何十年も放射線が出てたら細胞がやられる、とくに神経細胞も。

☆これは、体験談です。
(4)「ヒューマンモチベーション研究所」
2011年5月23日 (月)
モチベーション低下と放射線低レベル汚染症(原爆ぶらぶら病)
http://human-motivation.way-nifty.com/blog/2011/05/post-6aef.html

(5)ライブドア・ニュース
芥川賞作家・柳美里さんに「原爆ぶらぶら病」の声も
2011年09月09日12時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/5848834/
提供:ゆかしメディア

(6)柳美里氏が「原爆ぶらぶら病」に似た病状「 すべては気づき」
http://sekaitabi.com/yumiri.html

(7)☆YouTube動画と「書き起こし」です。
肥田舜太郎さん講演・低線量内部被曝とぶらぶら病【福島第一原発関連】
http://d.hatena.ne.jp/naibuhibaku/