「脱原発宣言」をした城南信金のその後
城南信金は、本当に「立派だ!!!」と思います。
原発にロクに反対も出来ないような輩が多いこの世の中で、堂々と「脱原発宣言」をしました。
それに関する定期預金などもあるようです。理事長の、度胸と良心に、本当に感服します。
今の、日本にある数少ない「良心」です。皆で応援したいものです。
それだけでは、ありません。理事長は、第三次(?)浜岡原発訴訟の原告団に参加しています。本当に、頭が下がります。このような企業や経営者が沢山おられたら日本の未来も随分、明るいものになると思います。
しかし、現実にはそれと反対の人間や企業・団体などばかりです。
YouTubeから
城南信用金庫が脱原発宣言〜理事長メッセージ
http://www.youtube.com/watch?v=CeUoVA1Cn-A
読売新聞
「脱原発」アピール…城南信金、東電と契約解除
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111202-OYT1T00911.htm
原発に頼らない安心できる社会へ(PDF)
城 南 信 用 金 庫
http://www.jsbank.co.jp/topic/pdf/genpatu.pdf
城 南 信 用 金 庫ホームページ
http://www.jsbank.co.jp/
NEWSポストセブンから全文引用
「脱東電」で電力自由化の信金 電気代約5.5%安くなる見込み
2012.01.30 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120130_82076.html
城南信用金庫(東京・品川区)は、1月1日午前0時、東京電力との契約を打ち切り、PPS(特定規模電気事業者)の最大手であるエネット(東京・港区)から電気を購入し始めた。吉原毅理事長に“脱東電”の試みと、コスト削減効果をジャーナリストの小泉深氏が聞いた。
* * *
――切り替えに伴って、東電や財界からの圧力はありませんでしたか。
吉原:ありませんでした。もしあったら、大問題ですけどね。むしろ、会見で東京電力との訣別を発表したことで、顧客である個人のお客様や取引先企業をはじめ、多くの方から応援の声をいただきました。
――単に一企業の節電の取り組みにとどまらない意味があったと?
吉原:まず、基本的な考えとしてあるのが、節電努力により電力の総需要が減れば、東電が主張している電力不足が解消されて原発を再稼働する必要性はなくなるということ。そして節電には、電力使用状況が一目でわかる、エネットの “見える化”のサービスのメリットは大きい。PPSのサービスが電力消費を抑えることに繋がるのです。
その上で、多くの企業が電力会社を切り替えてPPSの利用が進めば、東電など原発を持つ電力会社の需要が減り、ますます原発を維持する論拠がなくなるはずだ、と考えています。
しかし、PPSについては、最近でこそ少し話題になっていますが、あまり知られていない。例えば、大企業ではなく小規模なビルでも、高圧契約ならばPPSは利用できる。それに、電気代が安くなる。そうしたことを多くの方に周知したかったのです。
「(城南信金は)結局、コストダウンだけが目的じゃないか」というご批判もありましたが、それなら黙って切り替えればいい。会見したのは、電気代が安くなることなどが広く知られ、利用する人が増えたほうが、脱原発につながるという思いからです。
――電気代はどれくらい安くなるのですか。
吉原:2010年度の電気代は約2億円でしたが、約5.5%、金額にして約1000万円のコストダウンになる見込みです。総合的に見て、企業にとってメリットがあると思います。原発に対する賛否は別にして、コスト削減だけでもやる価値があることを皆さんには知っていただきたい。
※SAPIO2012年2月1・8日号
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(ホームページ)
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
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福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
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