二つの危機!!(前門の虎、後門の狼=財政危機)

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http://d.hatena.ne.jp/tapn710nnrzk38byq82liooz0/20120218/1329567739
(ホームページ)
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

(本文)
一つ目の危機は、原発事故と放射能汚染と分かります。
二つ目の危機に関しては、日本人は「タワケか???」と思うほど、鈍感です。

二つ目の危機は、財政問題です。
 来年度予算の税収は42兆円しかない。歳出は昨年並みの90兆円を見込んでいるとの事です。こんな事を、ここ数年続けています。国債の発行残高は、1000兆円という、気の遠くなるような金額に達しています。普通の家庭なら、「破産」しています。本来なら、歳入に合わせて、歳出を48兆円切り詰めなければなりません。でも、予算の半分以上の金額をどうやって、切り詰めますか???

ほぼ、不可能ですよね。つまり。もう日本は、財政的に「破綻」しているのです。
借金生活は、そう長くは出来ません。今年か来年が限界でしょう。

その次に来るのは、「日本売り」です。今のギリシャ(危機)問題が、日本問題になるのです。そうなると、不況下のインフレと言う、経済的には、最悪の状況が訪れます。
これも、放射能汚染と同様、残された時間はそれほどないと思います。

DIAMONNDonline から一部引用(全5ページ)
日本人の能天気さはギリシャに匹敵
国家財政の破綻は、ある日突然起こる
【第53回】 2012年1月19日
http://diamond.jp/articles/-/15744

(1ページ引用)

 ようやく2011年が去った。景気が悪い上に大震災。その上原発。踏んだり蹴ったりの一年だった。2012年は何とか良い年にしたい。特に年初には明るい記事を書きたい。だが考えれば考えるほど難しい。むしろ不吉な予感がする。2012年は日本国破綻の年になるかもしれない。

 先日、日系大手証券のニューヨーク・オフィスで国債の売買をやっている部長さんからトレーディングの現場の状況を聞く機会があった。一日に数十回、数百回の売買を行うトレーダー達は、その瞬間瞬間の相場観で売買を行う。その日に発表される経済指標が「自分の相場観」より良ければ売りに走り、悪ければ買いに走る。たとえば、自分はアメリカの失業率の数字が8.7%と予想していたのに、8.5%であれば売りに動くし8.9%であれば買いに走る。経済指標の好転→株価上昇→金利上昇と連想するからだ。

 皆が買いに走って価格が高くなりすぎたと見れば、売ってポジションをスクエア(買いのポジションと売りのポジションを同額にすること)に戻す。こういうことを一日に何回も繰り返す。彼らにとって関心があるのは、売買で儲けることだけだ。ギリシャの国債が危ないとなれば徹底的に売り込むし、EUの首脳がギリシャの救済がありうると示唆すると買い戻す。そこにはマクロ経済云々と言った理論が入り込む余地がない。彼らは単なる「相場師」である。

 筆者は質問をした。日本国債先物取引CDSクレジット・デフォルト・スワップ)のようなデリバティブ金融派生商品)を使って、突然売り込まれることがあるのかと。それは「ありうる」との回答だった。「今は欧州危機に目を奪われているが、これが終焉したら目が日本に向くかもしれない」と。

 GDPに対する国家債務の比率(IMF資料、2010年時点)は、日本が220%、ギリシャが142%、イタリアが119%、米国が94%と日本がダントツの一番である。日本がいまだに標的にされていないのは、利回りが低いにもかかわらず国内の買い圧力が高いためと、減少傾向にあるとはいえ経常収支がまだ黒字だからだ。だが状況が変わり「日本国債は危ない」という相場観を持たれてしまうと、一気に売り込まれる。国債の価格は暴落し、金利は跳ね上がる。

以下、URLからお読みください。

(2)http://diamond.jp/articles/-/15744?page=2

(3)http://diamond.jp/articles/-/15744?page=3

(4)http://diamond.jp/articles/-/15744?page=4

(5)http://diamond.jp/articles/-/15744?page=5