「私の言うことをどうか怒らないで聞いてください」ベラルーシのゴメリ州、スモルニコワ医師の発言

チェルノブイリ原発事故の被害が、一番酷かった地域が 
 ベラルーシのゴメリ州です。

木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」から引用

「私の言うことをどうか怒らないで聞いてください」ベラルーシのゴメリ州、スモルニコワ医師の発言
2011-12-08 00:38:43 | 福島第一原発
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/050dccb24887930fdaa560a0c391eaaf

(以下、一部引用)
 11/20に沖縄で開催された、ベラルーシの女医、スモルニコワ医師の勉強会のメモがとどきましたので、掲載します。チェルノブイリのかけはしの企画によるものです。沖縄では踏み込んだ発言もあったので、記録として残しておきます。彼女のいるあたりは、5キュリー/k?、およそ2850Bq/kgに少し足りないあたりの場所で医療活動に従事しています。現在のデータ的には、お子さんの七割くらいが体調不良を抱えていて、深刻な症状の子供も一割程度の地域です。健常な子供は三割程度しかいないそうです。沖縄でのやりとりが、生々しいものがあったため、掲載いたします。

【野呂美香さん】

 「福島にこの間行って来たんですけれども、もうみんな疲れた。
放射能のことを考えることも嫌だと、汚染地域に残っている方がですね。
やっぱり、もう出て行く人はもうみんな出ています。
いや、本当にですね、聞いていて、本当に辛かったです。
やっぱり福島というところは、すごい、地縁、血縁それから伝統文化の物凄くあるところなんですね。

 先程もあのキュリーとかそういう話をしたんですけれども、
15キュリーから45キュリー、最終的には廃村になったというところでですね、
恐らくこの辺りは、旧ソ連の科学者・人は入らなかった?だろうというくらい高いですね。
福島市郡山市に入っても、1マイクロシーベルト、2マイクロシーベルト、あるいは
マイクロシーベルト平気で出る。

 やっぱりその、すぐに影響が出てこなかったので、逃げ遅れた感じがしますね。
で、今頃になってきて、やっぱり寒くなってくると、抵抗力落ちますよね。
そうするとみんなに症状が現れてきて、苦しいと。
だけど、精神的にこれを放射能のせいだと認めたくない。
認めたら、もうそこから、そこにいられなくなってしまうからですね。
逃げられる人と逃げられない人、いろいろあるので、
まず、もうこっちの安全なところに身を移せた方も含めてですね、そういう方たちは
助ける側に回ってあげてほしい。」

【スモルニコワ・バレンチナ先生(ベラルーシ・ゴメリ州ブダ・コシェリョワ)】

 「出産率はだんだん減り、死亡率は高くなります。それは、理由がいっぱいあります。
事故の後すぐ、1986とか88年に子どもであった人は今ロシアにいます。
でも、子どもが生まれることができる人々は、どんどん減ります。
その若い両親は、普通健康が悪いです。いろいろな疾患があります。

★非常に、深刻で重要だと思います。
 是非、URL から全文お読み頂きたいと思います。


<一部、追記。まだ、続があります>
妊娠の女性のうちに85%は何か病気があります。
糖尿病、高血圧、腎臓の問題、甲状腺の問題、心臓の問題とか、とても問題があって
子どもを産めるのはとても難しくなります。
それに、精神疾患がある人々も最近多くなりました。」

 「ストロンチウムと骨の関係。脊柱疾患が増えた関節炎も重症化。
骨は柔らかくなり壊れやすくなる。骨の間にある節の疾患も増加。
骨がよく動かないので騒いで動く。ベラルーシ医師たちは、疾患の原因がわかっていない。
でも、そういった疾患がでていることは事実。」

「子供は20Bq/kgの土壌汚染だとまだ安全。子供は50Bq/kgから危険がはじまる。              大人は200Bq/kgから危険です。」


「これから、私が言うことをどうか怒らないで聞いてください。
ウク・