原発問題、放射能汚染への無関心  2011年08月12日 14時

原発問題、放射能汚染への無関心  2011年08月12日 14時

このような人が、実に多いな?と思います。
私の職場などでも、全く話題になりません。
(少々、知的レベルの低い職場ですが)
電車に乗っていても、そんな事を話題にする人達は全く見かけません。

政府・行政の広報、マスコミの報道からしか情報を得ていない人が多いのでしょうネ??

この無関心が、原発利権をはびこらせ、今回の原発事故を招いたと言うのに、呆れた話ですが、現実には、このような国民が多いのだと思います。

4000万人以上の人間が、放射能に汚染された土地に住み、毎日、放射能に汚染された食品を食べているわけです。

このような状況を見ると、将来の放射能汚染による、大量の健康被害の発生は、不可避のように思われます。

既に、ご承知かと思いますが、癌ばかりが、健康被害ではありません。
そう言った健康被害を含めると、数十万人〜数百万人の人が
何らかの健康被害を発症するのでは、ないか??と推測します。

結局、無関心な人達は、それが現実にならないと、理解できないのでしょうネ??
その時、やっと「脱原発」も実現するのかもしれません。

せっかく、「脱原発」の方向性を明確にした、総理大臣を寄ってたかって、引き摺り下ろしてしまいました。

今、日本に一番求められている事は、何なのか???
これが分からず、感情に任せて行動して、誰が得をするのか??
原発利権です。
愚かな国民が、原発利権の手先である「マスゴミ」の扇動に乗ってしまい、菅総理を引き摺り下ろしてしまいました。

結局、日本には、「国家1千年の計」を考えられる政治家も知識人も国民も、いない!!と言う事のようです。

将来、人間の寿命的に考えるなら、「未来永劫」日本の社会に災いをもたらすであろう、原発を止めるチャンスを逸しました。

使用済み核燃料の保管期間は、10〜20万年です。
その、保管施設さえまだ、ありません。
日本には、16000トンの使用済み核燃料があり、毎年1000トンのペースで、増えており、原発の敷地内のプールに危険な状態で仮置きされています。
おまけに、原発廃炉・使用済み核燃料の保管には、莫大な費用が必要で、軽く50兆円以上は、必要でしょう。
これは、全部、将来に先送りです。
どこか、もう一箇所原発事故が起きれば、日本は環境的にも、経済的にも破滅です。

こんな「常識」を知らない国民が多いのでしょうネ??

知っていれば、原発継続など、ありえない話です。
「無知」である事の「罪」を、そのうち悟る事にならなければ良いが??と思いますが、どうなりますことか・・・

<ご参考>
本のご紹介
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原発のウソ」小出裕章著 扶桑社刊¥740+税
(入門向き)
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「隠される原子力 核の真実」小出裕章著 創史社刊¥1400+税
(やや、詳しく書いてあります)
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「暴走する原発広河隆一著 小学館¥1300+税
チェルノブイリ原発事故の放射能汚染の広がりとその後の健康被害について書かれています)

雑誌のご紹介
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週刊フライデー6月29日増刊号¥580
福島第一原発 「放射能の恐怖」 全記録」
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別冊宝島1796号¥980
「日本を脅かす!原発の深い闇」
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月間・宝島は、毎号お勧めです。