原発の後始末の費用(2011年05月21日 19時54分)

今回、原発事故が発生した副産物として原発の後始末の費用が世間の知る所となりました。業界用語で、バックエンドと言うそうです。

私も、つい先ごろまで全然、知りませんでした。
直接のキッカケは、福島1~4号機の後始末に幾らかかるのかと言うところから、始まりました。
どうも、今回は、事故の後始末なので終わってみないと分からないと言うのが大体、正しいようです。10兆円ともいわれています。
気が遠くなりそうな金額ですネ???

更に、「エッ」と驚いたのが、まだ「使用済み核燃料」の保管場所も最終処分場(ゴミ捨て場)も出来ていないことでした。

一方、原発は、日本に54基もあるわけですから、毎年「使用済み核燃料」は、増え続けているのです。

結局、どうなっているのかと言うと、各原発プラント敷地内に保管されているのです。「使用済み核燃料プール」と言うのが、それです。

口の悪い人は、「トイレの無い、マンション」などと言って皮肉っています。実際、その通りなんですネ。

これにも、驚きました。尤も、これは日本だけでなくアメリカも同じようです。何も、ここだけアメリカの真似をしなくても良かろうと思うのですが、候補地の選定すら、出来ていません。

このまま原発を、造り続け、「使用済み核燃料」を増やし続けて行ってどうなるの???
と思いますよネ???

今、日本で最終処分場を受け入れる地方自治体は、無いと思います。

と言う事は、外国に土地を確保して、核のゴミを外国に押し付けるのか???

又は、原発所在地に最終処分場を造ってしまうのか???

現実的は、選択肢は、どちらかでしょうネ???

どうです、こんな無責任な状態で原発建設を推進して来たんですヨ!!!

こんなの、普通ありえないでしょう。
原発は、日本のために必要だと言う人が多いのですから、「最終処分場」は、受益者負担で東京と大阪に造るのが良いと思います。
それでも、原発が必要だ。
そう言うのなら、造ったらよろしい。

イイ考えですネ???

最終処分場は、受益者負担で東京と大阪に建設する。これなら、公平と言うものです。
ついでに、原発は「絶対安全」だそうだから、新規の建設は、これも東京と大阪に建設する。これなら、送電ロスも無くなり日本経済に貢献できますネ!!!

原発絶対必要と言うのなら、このようにしたらよろしい。
こう、思います。

2011年05月21日 19時54分

 

 

2012-02-06 11:39:52 | 福島原発事故
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