原発適合審査 「合格=安全」広がる誇張<東京新聞 2014年4月>

原発は、巨大で危険なプラントであることには、何の違いもありません。事故前も事故後も同じです。何らかのアクシデントが発生して、暴走が始まれば対処のし様がないのも同じです。原発を再稼動するのであれば、フランスやロシア並みの設備(コア・キャッチャーなど)が必要であると思います。また、アメリカのように過酷事故専門の人員(百人単位の部隊)も必要です。

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2014-02-21 17:40:51
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米軍450人放射線事故専門部隊、日本へ派遣へ←まさか断ったりしないよな?
2011/03/18
http://read2ch.net/liveplus/1300416494/
CBIRF - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/CBIRF
米軍、来日の核専門部隊公開 福島原発事故
2011/04/09 11:39   【共同通信
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040901000327.html

 

※アメリカは、過酷事故対応用の軍の専門部隊450人(?)を即座に日本に派遣して、スタンバイさせました。原発事故から3年経ちます。日本政府は、あいも変わらず東電に事故処理を「丸投げ状態」です。国策として、原発推進してきた以上、もう政府が前面に出て対応するのは、当然の義務だと思います。東電の責任を追及しないのでは、ありません。あまりに政府が無責任すぎると思います。

 

※福島第1原発事故クラスの事故が起きたとき、適格に迅速に対応できる体制が整って、はじめて「再稼動うんぬん」と言うことが出来るのかもしれません。まずは、欧米並みの安全対策を施し、過酷事故対応の組織と人員を整備して、それからどうしようか??と言う話だと思います。責任はまるで果たそうとせず、権利だけ要求するのは、「無責任の極み」としか言いようがありません。

 

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原発適合審査 「合格=安全」広がる誇張
2014年4月8日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014040802000111.html

▼全文転載

 原発の新しい規制基準は、重大事故が起きる危険性と被害を減らそうという必要最低限のものだ。だが、再稼働を急ぐ政府、自民党から、原子力規制委員会の適合審査に合格しさえすれば「安全」になるかのような発言が相次いでいる。

 「安全基準に基づいて徹底的な安全審査を行い、これに合格した原発について再稼働を判断していく」

 一月二十九日の参院本会議で安倍晋三首相はこう答弁したが、日本には「安全基準」も「安全審査」も存在しない。

 規制委は新基準の名称を「安全基準」にしかけたが、基準を満たせば安全というわけではないため、「規制基準」に改めた経過がある。審査の正式名も「規制基準への適合性審査」であって「安全審査」ではない。

 だが、政府、自民党の「基準クリア=安全」発言はエスカレートする一方だ。

 三月十四日には記者会見で、茂木敏充経済産業相が「規制委により安全性が確認された段階で、(再稼働に向けて地元に)国も説明する」と発言。二十 日には自民党細田博之幹事長代行が、原発推進派でつくる議員連盟の会合で「できるだけ早く審査を済ませ、安全という認定を出してほしい」とあいさつし た。

 適合審査に合格するとはどういう意味なのか、二十六日の会見で規制委の田中俊一委員長にあらためて問うと、「絶対安全かと言われるなら否定している」と明言。単に新基準を満たしているということを認定するにすぎないと述べた。

  (清水祐樹)

 

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