「川内原発周辺に活断層」 専門家が指摘、調査要求<西日本新聞 2014年02月>

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川内原発周辺に活断層」 専門家が指摘、調査要求
2014年02月28日(最終更新 2014年02月28日 17時56分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/72762
▼全文転載

九州電力川内原発鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対する市民団体と新潟大の立石雅昭名誉教授(地質学)は28日、鹿児島市で記者会見し、「原発近くに活断層と思われる断層を発見した」と発表した。調査結果は同日、九電に提出し、詳しい調査を求めた。

 現地を訪れた立石氏によると、断層は原子炉の北東約800メートルの山中の崖に露出し、地表近くから3本がそれぞれ垂直に延びている。立石氏は活断層の可能性がある理由を「断層の粘土は非常に軟らかく、13万~12万年前以降に動いた可能性が否定できない」と説明した。

 

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