政界の混迷(マスコミの堕落) そして国民の無関心(2011-09-15)

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政界の混迷(マスコミの堕落) そして国民の無関心
2011-09-15 05:42:46
h)ttp://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11018306444.html

どうして、このように政治家(議員)のレベルが落ちたのか??
と、ここ数年の政治の混迷を見ていると、思うのです。

しかし、実際は昔から議員のレベルは低く似たようなものだったのかもしれません。
ただ、一つ言える事は戦前の時代背景を持つ政治家は、一定の政治家としての良心を持ち
「アメリカ」の怖さを知っていたと思います。
だから、アメリカに従属と言っていいほど従ってきたのですが、国を売るような事は巧妙に
避けていたのでは、ないか???と推測します。

国民や知識人もアメリカの怖さを良く知っていました。
だから、自然に政党の議員数にしてもバランスが取れていたのでは、無いか??と思います。
今は、国を売ることが平気な政治家ばかりです。
国を売ることになっている事すら気が付いていないのかも知れません。

もう一つ、マスコミです。
今よりは、中立的であり新聞には、インテリがいたように思います。
いつから、こうなったのか分かりませんが、完全に国家官僚のコントロール下にあり、
巨大な利権にコントロールされています。
マスコミについては、「独裁国家」以下だと思います。
今回の原発事故の報道姿勢を見ていて、つくづく感じました。
全く、国家行政に逆らおうとせず、又、電力業界に抵抗できません。

本来、政府(=国家官僚)と東電が情報隠しをしたなら、マスコミはこれを批判・追及して
自ら、事実の調査をして報道しなければマスコミとは言えません。
ところが、今回マスコミは政府(=官僚)と東電の広報を垂れ流すだけです。
自ら事実を探すとか、情報隠しを批判する姿勢は見られません。
見事に「情報統制」が行き届いています。独裁国家のマスコミだって、ここまで権力に
協力的かな??と疑います。
マスコミとしての「良心」のカケラも見えません。

国民にも言えます。毎回の選挙における投票率の低さ。
政治や社会問題への無知・無関心。
自分さえ良ければ、それで良い。
自分の家族さえ良ければ、それで良い。
自分の会社さえ良ければ、それで良い。

それ以外の人達や社会がどうであろうと、どうでもイイと言う見事なまでの無関心と
無知・無責任があります。


バブル崩壊以降、毎年3万人以上の自殺者が出る社会なのです。
もう、何十万人の人達が死んでいったことでしょう??
それに対し何の救いの手を差し伸べようともせず、政治・行政も何の対策も
講じようとしませんでした。

大事なのは、大企業の利益だけ。自分の収入だけ。
それ以外は、どうでもイイや。と、考えているとしか私には見えません。

社会全体が、人に対する思いやり、優しさを失ってしまったように見えます。
社会全体が、社会としての良心や正義、公に対する怒り(イカリ)を忘れてしまっているように
見えます。

私は、中高年が主体の交流サイトに加入しています。
自分が独身でもあり、もう老後の事も考えて誰かと何かの趣味などでお付き合いしたい、
そんな仲間を捜したいと考えたからです。

約半年間、交流サイトの中で今回の原発事故問題、後半には将来放射能汚染により
生じるであろう健康被害問題を公開日記で書き続けて来ました。
私の日記(=考え)に賛成してくれる人は数十人おられます。
それは、定期読者が増えていった事で分かります。全員、私より年齢の上の方々ばかりです。


マスコミが、機能不全に陥っている今、口コミしか情報を伝える方法はありません。
私は、日記のなかで情報の拡散も依頼しております。
しかし、実際に行動してくれる人は、数人です。
後の人達は、情報源として私の日記を重宝しているんでしょうネ???

テレビや大新聞では、絶対に分からない事を、ここ数ヶ月書き続けて来ましたから。
しかし、読んで自分が知るだけで行動しようとしません。

本来、60代の方々は、年金生活の人が多く、社会活動しようと思えば一番、時間のある年齢層です。私が年金生活をしていたら、危機感を持って、何らかの活動に没頭していると思います。
それを、期待しているのですが、全然ですネ??
これが、今の日本の社会の「病気」だと思います。
他人のために何かをする。社会に奉仕する。社会正義を糺す。
このような考え方が、欠如しているように感じます。(失礼ながら)

親がそうなら、子どももそうなり、孫は更にそうなると思います。
それが、今の日本の社会の実情では、無いか???と思います。
その考えが、企業・行政・団体すべてに及んでいるのだと思います。

これが、私が外部ブログを書こう、と考えたキッカケです。行動しない年寄り相手に
日記をいくら書いてもムダだ。若い人達に自分の考えを訴えよう。
このように考えました。

若い皆さんにお願いがあります。
知る。
考える。
行動する。
この事を、心がけていただきたいのです。
このままでは、遠からず国(=日本の社会)が滅びるでしょう。

「座して、死を待つのか??」
「戦って生きる努力をするのか???」
道は、二つに一つです。

※それ以外の道は、これまでの大人達が食い潰してしまいました。