日本の新聞はなぜ麻生財務相の外遊スタイルが変だと書かないのか<日刊ゲンダイ>

ブログのお引越しは、取りやめました
何となく違和感があり、やっぱり止めました。向こうは、向こうで何か書こうと思いますが、このブログの内容は、こちらで続けます。



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日本の新聞はなぜ麻生財務相の外遊スタイルが変だと書かないのか
2013年2月18日
http://gendai.net/articles/view/syakai/141000
▼全文転載

「ウォールストリート・ジャーナル」を引用して「ファッションも存在感」と持ち上げる有り様

 襟元に毛皮がついた黒のロングコートに、斜めにかぶった黒のボルサリーノ帽――。日刊ゲンダイ本紙が16日、「まるでマフィアのボス」と報じた麻生財務相の訪ロ時のファッションが話題になっている。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は「ギャングスタイル」の見出しで取り上げ、「(マフィアの)5大ファミリーのボス会議に行くの?」とからかっていた。

 政治ファッション評論家の内山卓也氏も、ブログでこう書いている。
〈日本に馴染みの薄い中折れ帽をあのように斜めに被るのは政治家としてふさわしくないと思う。そして、ファー付きのコートも決して好感のもてるものではない。(中略)まして、G20といった国際的な場に着ていくファッションではない〉

〈彼は「日本の政治家にもこんなものを着られるのがいるんだぞ、どうだ!」という得意なヤンチャの精神でそれらを選んだのだと思うが、そのセンスは明らかに裏目に出たと思う〉

 やっぱり、誰が見たってヘンなのだ。
 ところが、日本の新聞は「WSJがギャングスタイルと報じた」と書くだけで、自分たちで論評しようとはしない。それどころか「ファッションでも存在感を発揮」(毎日新聞)などと持ち上げる始末だ。どうかしているのではないか。

 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「WSJの記事をわざわざ紹介したのは、日本のマスコミも内心ではおかしいと思ったからでしょう。あんなファッションで乗り込んでいくのは日本の代表として恥ずかしいと思うなら、ハッキリそう書けばいいのに、米紙の記事を紹介してお茶を濁している。これは、たかがファッション批判の問題ではありません。大新聞が、御用新聞に成り下がっていることの証左です。自民党政権になって、その傾向はより顕著になっている。権力におもねり、真っ向から反対意見を言おうとしない。ジャーナリズムの根幹を自ら突き崩しているも同然です」

 かくして、権力者はますます“裸の王様”になっていく。
「ゴルゴ13」を愛読する麻生が、次はどんなファッションで世界の失笑を買うのか。

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★私の感想。多分、麻生さんの個人的な好みなんでしょうネ??総理大臣の時は、できなかったので今、「ウップン」を晴らしているのかな??

★少々、度が外れていないと、今の日本は、「どうしようも、ありません!!」