ロシア隕石雨で負傷者、被害建物多数 必要な保険は?{税金と保険の情報サイト}

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ロシア隕石雨で負傷者、被害建物多数 必要な保険は?
 2013年2月17日 22:00
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広範囲に降り注いだ隕石
ロシア、チェリャビンスク州で15日、大規模な隕石の落下があった。被害は広範囲に及び、多数の負傷者、建物被害が確認された。隕石は上空で爆発。多数の破片が地上に降り注いだものとみられる。



極寒に震える被災
隕石落下が確認されたのは、15日午前9時20分ごろ。大気圏に突入した隕石がカザフスタン上空から露ウラル地方に向けて通過し、高度30〜50kmで爆発した。

落下した破片により、多くの被害が出ており、州都チェリャビンスク市当局の発表によると、同市内の負傷者は1200人、破損した建物は3000棟にのぼるという。

窓ガラスの破損が多く、3万5000〜5万枚が割れた、と報告されている。同地は夜にはマイナス15℃にもなる。被害の大きさに修理が進まない中、多くの住民が極寒の一夜を送った。

保険でカバーされるか?
こういった被害を受けた場合、保険でカバーされるのか気になるところだ。まず住宅の被害については、一般的な火災保険の対象となっている。補償対象となる「外部からの衝突などの偶発的事故」に当たるためだ。

ただ、テレビが壊れるなど、家財の被害については家財保険の適用範囲になる。火災保険とセットで加入していることが多いので、これを機会に確認してみてもいいだろう。

一方、隕石により死亡した場合、生命保険は支払われるかどうかは微妙なところだ。多くの生命保険では約款に地震や噴火、津波、戦争など「災害死亡保障」について免責とする項目がある。

契約上は支払わなくてもいいことになっているのだ。実際には、阪神淡路大震災でも国内の生命保険会社はなるべく払う方向で対処しており、被害の規模などを総合的に判断して、支払われるかどうか決定されるのが通例だ。

外部リンク
チェリャビンスク州 wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki

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