副顧問らは黙認、自殺前日「しっかりせえ」と平手打ち数発 バスケ部主将自殺{zakzak}

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副顧問らは黙認、自殺前日「しっかりせえ」と平手打ち数発 バスケ部主将自殺
2013.01.09
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130109/dms1301091705014-n1.htm
▼全文引用

 大阪市立桜宮高校(都島区)の男子バスケットボール部主将だった2年の男子生徒=当時(17)=が昨年12月、男性顧問(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、体罰があった練習試合の会場に副顧問ら教員2人が同席し、体罰を黙認していたことが9日、分かった。校長は自殺当日に初めて体罰の事実を把握しており、副顧問らが体罰を目撃したにもかかわらず、体罰を止めず校長にも報告していなかった。

 一方、大阪府警捜査1課は同日、管内に同校がある都島署に捜査員を派遣。暴行容疑を視野に捜査を始めた。今後、部員らから事情を聴き、顧問の体罰実態を調べる。

 市教委や学校関係者によると、自殺前日の昨年12月22日午後、同校体育館で他府県の高校と練習試合を行い、副顧問と技術指導講師の教員2人が同席していた。副顧問は顧問の隣で試合を観戦。技術指導担当教員は隣のコートで女子部員の練習を指導していた。

 試合で生徒がミスを繰り返したことなどから、顧問がタイムアウトを取り、「しっかりせえ。ルーズボール(こぼれ球)にもっといけ!」と、副顧問が見ている間近で生徒の頬を数発平手打ちしたという。「パーン」という大きな音で振り返った技術指導担当教員は顧問がさらに平手打ちするのを目撃したが、2人とも顧問を止めず、校長への報告もしなかった。

 佐藤芳弘校長は翌23日朝、顧問から「生徒が亡くなった。今、警察で事情聴取を受けた」と連絡があり、「『自殺前日にたたいた』と聞いて初めて体罰を把握した」としており、今月8日時点で「試合に同席していた教員自身が体罰を目撃したかどうかは確認していない」と説明していた。

 同校では平成23年に男子バレーボール部の男性顧問による体罰が発覚。停職3カ月の懲戒処分を受けた。市教委によると、各校に体罰禁止の徹底を通知したほか、同校では校長が頻繁に講話を行う再発防止策に取り組んできた。

 昨年4月に就任した佐藤校長は「うちの教員には常々『体罰はいかん』と言っていた」と説明。教員らとの雑談の中でも体罰の有無について質問もしてきたが、体罰に関する情報はなかったという。
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