「悲しい」6割=ビンラディン容疑者殺害で調査―中国ネット世論」というニュースについて(2011年05月05日 11時57分)

お国変われば品変わる???

「「悲しい」6割=ビンラディン容疑者殺害で調査―中国ネット世論」というニュースについて

又、批判・異論続出覚悟で書きます。
私は、少なくとも「日記」では、「筋を通し」ます。筋の通らない話、一方的に偏った話には、加担出来ません。

私は、ベトナム戦争を思い出します。今回の9.11から、アフガン・イラク戦争に至るまでの過程において。

その前に申し上げたいのは、大国は皆、自国の利益に基づいて行動すると言う事です。アメリカ然り、ロシア然り、中国もまた然り。どこが良くてどこが悪いでは無く、皆そうだと言う事です。

中でも、アメリカは国力の大きい分、最も多くそうして来た国だと思います。イランに影響力を保持しようとして失敗し、イラン革命が発生し今日に至っております。
イラクをイランの盾として利用し(イラン・イラク戦争)、イラクのクエート侵攻を招き、湾岸戦争を戦うハメになりました。

更に、アメリカの不公平なイスラエル支援が常に、中東地域の政情不安定の原因になっています。

ソ連のアフガン侵攻から、アフガン人民の対ソ連ゲリラ戦からイスラム原理主義が発生し、アメリカへのテロ攻撃(攻める方からするとゲリラ攻撃)が、始まり結局、9.11からアフガン戦争、それに続くイラン戦争へと続き現在に至っております。

一貫してあるのは、中東地域で大きな影響力を保持する・石油権益を守ると言う「アメリカの国益」追求のために軍事行動を含め行動しているのであって、「正義」や「人権」のためでは、ありません。

ですから、一方の超大国になりつつある中国の国民がニュースのように考えるのは、ごく自然な事だと思います。

一方、日本は「アメリカのプロパガンダ」に乗せられてしまい、アメリカを批判するような意見はほとんど見られません。

一体、日本民族の誇りや矜持はどこへ行ってしまったのだ???
と、私は思っています。スッカリ去勢されてしまいアメリカの番犬(飼い犬?)に成り下がったのか???と思います。

入ってくる情報は、全部、欧米経由。アメリカ寄りのものしか無いに決まっています。それを、真に受けてすぐに信じてしまう(又は、アメリカのプロパガンダに協力してしまう)大マスコミと国民性。

今の中国を、批判する事は、かつて日本が満州国を建国した時
当時の国際連盟が、日本を「非」とし非難したのと良く似ています。

血塗られた「左手」を、背中に隠し、血を拭った「右手」で日本を非難する。当時の図式は大体このようなものです。
今、中国を非難する日本人に同じ精神構造を見るような気がします。

中国を非難するなら、アメリカもそれ以上に非難して「公平」と言うものです。片方は非難する、もう一方は非難せず黙認する。これでは
余りに、情けなくはありませんか???

私は、情けないです。日本人の誇り・矜持は、どこに行ってしまったのか???

さっさと、憲法を改正(又は、新規・自前の憲法を作る)して、世間並みの国家になり、自衛隊をキチンと国防軍として位置づける。

これを、しないと何時まで経っても「長いものには巻かれろ」式の外交しか出来ず、大国のご機嫌を取るしか生きる道が無い。
このような状況が続くように思います。

と言って、私は過去の戦争を美化したり、日中戦争以降の戦争に賛成するものでは、決して、ありません。
単に、「普通の国」に、もうそろそろ戻るべきだ、と申し上げているだけです。

2011年05月05日 11時57分

 

 

2012-02-02 14:30:26 | 資料

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