「避難基準超え、北西に分布=米が積算放射線量の予測図」というニュースについて(2)2011年04月23日 14時33分

この様な事を、日本の行政が何故キチンとやらないのか???(2)

「避難基準超え、北西に分布=米が積算放射線量の予測図」というニュースについて

前号の続きです。

更に、経済産業省の所管にしておくのも、完全に話の筋が誤っており、他の官庁に所管を変更しないとダメですネ!!!
原発推進の経産省の所管のままにしておいたのが、そもそも基本的に間違いです。

時間が経過して、原発音痴の私が、段々分かって来た事は、「兎に角、原子力安全・保安院が一番悪い!!!」と言うことです。

無論、東電の罪が減じられるものでは、ありませんが。

しかし、許認可の権限を持つ役所がその責をほとんど果たしていなかった。又、その能力に欠けていた。これは、事故の結果を見れば、「犯罪行為に等しい」と言えるのではないか???と考えます。

所管換えの話も必要です。更に、どうやって、同院に監督の仕事のできる能力を持たせるのか???
これを、やらないと実質的な話になりません。大体の首を切って役所外から人員を補強するべきだと考えます。

例えば、技術者・学者・研究者、更には防災・事故対応を考えるなら、消防関係から出向者を派遣してもらう(現役に限ります、天下り用ではありませんから)
自衛隊の科学部隊から専門家を出向させるなど考えられます。

これは、あくまで私個人の概略的考えであり、関係者一同良く考えて結論を出して欲しいと思います。

このまま、原子力安全・保安院を野放しにして置く訳には行きません。
真剣に検討して欲しいと思います。それも、早期に。

2011年04月23日 14時33分