「避難基準超え、北西に分布=米が積算放射線量の予測図」というニュースについて(2011年04月23日 14時26分)

この様な事を、何故日本の行政がキチンとやらないのか???(1)

「避難基準超え、北西に分布=米が積算放射線量の予測図」というニュースについて

今回の福島原発事故について、行政に大きな手落ちが在ったからだと推測します。
どんな、手落ちか???
原子力安全・保安院と原子力安全委員会が、ほとんど機能していなかったように、見えます。
今回は、原子力安全・保安院について考えます。

再び、原子力安全・保安院の大罪を問う!!!
原子力安全・保安院は、原発の許認可権限を持ち、原発の安全な使用を監督する役所ですよネ?
今回、判明しているだけで、そもそも欠陥のある事を知られていた、福島第一原発1号機の耐用年数が今年3月で来てしまう。これを、知りながら東電の使用延 長願い(?)に10年の延長使用を許可した。この、信じ難い許可があります。どうやったら、こんな許可を出せるのか???

犯罪者を取り締まる者が、犯罪者を手助けしたのと、ほとんど変わらない構図があります。

同院については、大前研一さんがライブの中で「あの人達は、ほとんど原発の知識を持っていないんだ。」との趣旨の発言をしていました。どうも、その後の経過、他の会員さんの日記などを見ると、その通りのようです。

原子力安全・保安院に所属する単なる役人のようですネ???
でなければ、欠陥のある原発プラントの耐用年数が来てしまうのに、10年の延長使用を許可するハズが、ありませんよネ???

何しろ、許認可の権限を持っている訳ですから、今回の事故に対して、「何の言い訳もできない。」と普通の人なら考える、と思います。
しかし、原子力安全・保安院のテレビでの会見をみていると、「この人達、一体、責任を自覚しているのかネ???」と見えてしまいます。

専門知識に欠ける、当事者意識に欠ける。一旦、この役所は粗方、人員の入れ替えをしないとダメですネ!!!
と言うより、「全員、懲戒解雇にすべきだと」と考えます。

以下、次号に続きます。

2011年04月23日 14時26分