首相を批判したら退陣要求と同じでないの??(原子力行政・原子力業界の癒着を考える)2011年04月23日 01時51分

「「首相退陣求めていない」=財務相から注意受ける―桜井副大臣が釈明」というニュースについて

大体、批判するなら閣外に出てそれからするのが、「筋」だろう??
閣内にいて、ゴチャゴチャ言うな!!

今の政治は、「筋の通らない事」ばかりやっているから、結局、政治の力が弱体化して、官僚独裁に近い姿になっている。
(と、私は思います。)

みんなの党の渡辺のように、筋を通せ!!と言いたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、原子力行政・原子力業界は、どうして今日のような異常な構図になってしまったんだろうネ???

やはり、見えてくるのは、「政界」「電力業界」「行政」「マスメデイア」の癒着の構図であります。

しかも、これが「ゼネコン業界」などと異なり、「電力業界」の力が異常に強力である事が、問題の根を深くしているように思います。

政府(自民党政権の時代)の責任も大きいでしょう。
要は、土木・建築業界が政界の集票・集金マシーンであったのと同じ構図があり、その構図が、何十倍にもスケールアップしてしまっている。このように、思えます。

ガッチリと、40年近くの期間で、この構図がチョットやソットで壊せないほど、カチンコチンに固められてしまっている。このように思います。

これを、解きほぐすためには、皮肉な事に「民主党」が不可欠なんですネ??
自民党なら絶対やらないと思います。せいぜい、やった振りして、お茶を濁して、「後はウヤムヤ」でしょう。

菅さんは、勿論辞めて貰います。兎に角、ほどほどので構わないから「首を挿げ替えてくれ」!!これを、やってもらわないと、話が前に進みません。

どーして??
国民の支持がないと、こんな巨大な癒着構造は、究明も解体も出来ないからです。

まず、どうしたらよいのか??
マスメデイアを、本来の姿に戻す。これを、一番最初にすべきだと考えます。
理由は、本来の姿に戻すのが、一番少ないエネルギーで出来るからです。
例えば、中日新聞の社説です。
原発行政 電力との癒着を断て4月19日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial..
リンク切れにつき
浅野まことのチェンジ岐阜!!チェンジ日本!
http://blog.goo.ne.jp/asanomakoto_1969/e/702d1f4996147b1b33241587932da14f
原発賠償案 東電の責任が大前提だ4月22日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial..
★阿修羅♪ >から
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/703.html
普通、全国紙は、なかなか書けないと思いますよ。

じゃあ、どうして「中日新聞」は、書けるの??
よっぽど、気骨のある新聞なの??
という理由だけでは、ないですよネ??

簡単な理由は、(推測ですが)中日新聞は、電力供給のエリアが東電でないから、「東電からコマーシャル料金、広告料金」が入っていないか、無視できるほどに少ないからだと、思います。

「ここに、ヒントが、あります。」

東電が、テレビ・新聞・ラジオなどにコマーシャルを出稿するのを「禁止」してしまえば良いのです。こうすると、主要メデイアに、「コマーシャル料金や広告料金」が行かなくなり、どうなりますか?

大義名分もあります。「これから、巨額の補償金や賠償金を払い続ける企業が、コマーシャル料金だ広告料金だ、ムダ金は一切使ってはならん!」
十二分の「大義名分」ですよネ。

そうなれば、今度は遠慮なしに本来の、マスメデイアの役割である「悪者叩き」を始めるでしょう。
それどころか、今まで東電の口封じにマスメデイアが納得していたとは、さすがに思えませんから、これまで貯まっていた「ウップン」を
ガンガン晴らす。と思います。

まず、ここが突破口です。
ここが、開くと「国民に普通の情報」が、届く事になります。
いかに、「怒らない日本国民」と言えども、これまでの原子力行政・原子力業界のズサンさと自分たちの利益しか考えない身勝手さを知るようになれば、これは、怒ります。

そうなれば、政府とて動かざるを得ない。こうなると思います。

更に、これまで「口を封じられて来た」御用学者でない本物の学者・研究者の意見・見解が、これ又、国民の知るところとなります。

まだまだ、先は続きますが、今日は、バテテ来たのでお終い。

どうです、これならイケソウでは、ありませんか???
何とか、皆んなで、方法を考えましょうヨ???

2011年04月23日 01時51分