日本の首相は、どうして「ダメナヤツ」ばかりなのか??(大阪に期待する事)

 
(趣味人倶楽部の日記から)
日本の首相は、どうして「ダメナヤツ」ばかりなのか??(大阪に期待する事)
(2011年04月11日 18時12分)


理由は、簡単。「議院内閣制」と言う民主主義の「奇形児」を、指導者選択の手段にしているからです。

他の殆どの「先進国」、それ以外の各国も、通常直接選挙でそれぞれの指導者を選んでいます。

「議員内閣制」は、妥協の産物であり、別に制度として優れている訳ではなく、むしろ、今の日本の状況を見るならば「劣った制度」と言えます。

一番、簡単な解決策は、首相を「直接選挙」で選出する方法に、制度を変えることです。こうなると、アメリカ合衆国と同様、一旦選出されたなら任期のある間は、クビに出来ないのだから「真剣に考えて」、自分達の指導者を選ばざるを、得なくなります。

少なくとも、国会議員が勝手に「国民の指導者」を、国民に関与させずに「クビを挿げ替えてしまう」事は、出来なくなります。

要するに、行政の経験が、全くかほとんど無いままに「総理大臣になってしまう」事に、最大の理由があります。
行政に未経験で、「永田町の中の事しか知らない」人間としても未熟な人間が、常に、日本の総理大臣になっているのです。
(昔は、自民党の中で総裁予備選があり又、一定の経験を積む事が総理になる条件でした。その為、ある程度の『質』が、確保されていたのです。)

多少なりとも、現在の制度矛盾を「改良」しようと考えると、以下の事を思いつきます。

①一定規模以上の地方自治体の首長の経験者である事を条件にする。
②次に、参議院議員を1期以上務めた経験を条件とする。
③衆議院議員には、資格を与えない(総理大臣になる)。
④次期総理大臣を明示して、衆議院総選挙を戦うことを、法律で義務付ける。
⑤総理大臣任期中のクビの挿げ替えは、法律で禁止する。又、総理大臣の任期を(例)4年と法律で決める。

などなど、考えられます。こうすると、アメリカの大統領選出の手順と大分、似てきます。

ポイントは、大きな地方自治体で首長を務め行政のトップの経験を積むことと、「永田町の論理」から、日本国の総理大臣を切り離す点にあるように思います。

大阪に期待する理由は、もうお分かりいただけましたネ?
そうです。
イキのイイ、首長がいますネ?
良し悪しは、ともかく、このような若い世代を地方行政の中で育てて、彼らの中から、日本の総理大臣を選出して行くように、

指導者の選出の範囲・方法を変えて行かないと、いつまで経っても今と、同じ状況が続くように思います。

思い切って、change しないと、日本の社会は変われない。
このように、「大阪の若い衆」を見ていると、思います。