ケビン・メアさんに思う事(2011年04月08日 13時29)

 
(趣味人倶楽部の日記から)
ケビン・メアさんに思う事(2011年04月08日 13時29分)


「沖縄侮辱発言のメア氏が退職=更迭後は震災担当―米国務省」というニュースについて

私が彼を「叩く」と思いましたか?

その前に、ケビン・メアさんの経歴に触れたいと思います。
①彼は、外交官として長年、沖縄の基地問題の解決に取り組んできた。
 (それを自民党政権下でやっとのこと、合意に漕ぎ着けた)
②彼の奥様は日本人で、彼は「日本びいき」のアメリカ人だった。
③彼は、引退後、日本に奥様と一緒に日本に住みたいと言っていた。
④かれは、日本通の日本を良く知る外交官だった。

そのような、ケビン・メアさんが、何故あのような軽率な「沖縄侮辱発言」を、してしまったのか?
不思議ですよネ?不思議だと思わない方が、不思議です。かれは、外交官です。通常、そのような不用意な発言をするハズがありません。

発言は、失言だったと私は、思います。
では、どうして???

私は、このように推測します。
彼は、理性を失うほど「何かに」激しい怒りを持っていたのです。それも、一年以上のあいだ。

彼の、「怒り」の内容は、何か?

彼は、日本の関係者と長年苦労して、「沖縄基地移設問題」を解決に導きました。もし、自民党が、選挙で負けなければ、それは、もう実行の段階に入っていたはずです。

政権交代後、民主党政権は、ご承知の通りグチャグチャにして解決不能なほど、基地問題を拗らせてしまいました。

長年取り組んできてやっと解決のスケジュールが出来た所で、話をブチ壊しにされ、上司からは、責められ、彼は精神的にもかなりダメージを負っていたと推測されますし、
何より、民主党政権に激しい怒り・憎しみを抱いていたと推測されます。
彼が、日本通で日本に好意を持っていただけに、「裏切られた」とも思っていたのでは、ないでしょうか?

しかし、彼は外交官です。だから、日本政府・民主党を罵倒することは、さすがに口が裂けても言えなかった。

だから、つい、怒りの矛先が、沖縄に向いてしまい、「例の失言」になってしまった。
このように、私は、推測します。

彼には、同情されるべき余地は十分にあります。
むしろ、約束をホゴにして問題をグチャグチャに拗らせてしまった民主党政府の方が、ケビン・メアさんより遥かに「悪い」と思います。

もし、民主党政府が基地問題を解決していたなら、このような事は起こらなかったと推測します。

彼は、日本国内の政争の被害者であり、お気の毒だと思います。

以上の理由により、私はケビン・メアさんに
長い間、日米友好にご尽力いただきまして、ありがとうございました。
長い間、ご苦労なされ、本当にお疲れ様でした。
と、最大の謝辞を、贈ります。

本当に、長い間、ご苦労様でした。
どうも、ありがとうございました。
my friehd ケビン・メアさん