隠せど隠せど・・・・・(2011年04月07日 14時32分)

 
 
 
(趣味人倶楽部の日記から)
隠せど隠せど・・・・・(2011年04月07日 14時32分)


「日本食品輸入、全面禁止=インドが初実施」というニュースについて

原発事故は治まる気配もなく、被害だけがジリジリと広がり続ける。
政府が、いくら情報を隠しても、どこかから情報が、ポロリッポロリと漏れてくる。
そんな、日が続いています。

国内では、情報操作はできても外国には日本政府の力は及びません。風評被害は、国外で日毎、拡散し続けています。
 
どうして、こうなのかナ?と悲しくなります。
「これだけの、大事故は国際的に隠したり・ゴマカシたり出来ない」と言う常識が欠如しているから、姑息な、被害を過少にゴマカシタ政府広報を、発表し続け、今や政府自身がシリメツレツです。

情報を、初めから全て公開し、国内・国外問わず事故対応の協力を頼んでいれば、事故対応ももう少し、別の方向へ行ったのではないか?と思います。

風評被害は、防ぎようがなくこれは耐えるしかない、と思います。
風評被害がどうの・補償がどうのの話は、後の話にして、とにかく事故対応と健康被害を防ぐことに傾注すべきでした。

全部、やろうとして、全部、中途半端になっており結果として、全ての被害を大きなものにしてしまいました。

日本政府が、「全てのデータ・把握している事実」を公表しない以上、実際の事故の状況が分からないのですから、安全を大き目に取って対応する国も、当然、出てきます。

国内の御用マスコミに、「水で薄めたデータ」・「内容をボカシた事実」を渡し、それで誤魔化そうと言う政府の姿勢が、外国政府から疑われているのです。

「今更、遅い」とは、思いますが、正確なデータと把握している事実を全て公表する事が、一番の「風評被害対策」ではないか? と思います。

そうなれば、政府の危機レベルの現状認識も変えざるをえず、健康被害対策も拡大しなくては、なりません。

そのことを速く、政府は理解すべきです。
そうしないと、風評被害も健康被害も益々拡大し続けて行くでしょう。

外国のメデイアからばかり、正確と思われる情報が流れてくる。
日本のマスメデイアは、既に「死んでいる」。
私たちは、このことも、ハッキリと理解しておく必要があります。