チェルノブイリを直視すれば、フクシマの未来が見える!!!(3)

事例2-----
ポレーシア地区ゼルジンスク村の例
低線量地域なのに、村人は高い被曝をしていた。
土壌に粘土質がなかったため、牧草が放射性物質を吸収し汚染され、これを牛が食べてミルクなどを通して人間が被曝した。土壌の性質によって、被曝量も変わってしまうと言うこれまでに無い事例。

<ロシア・脳の研究>
事故処理員を対象。
従来、精神異常、ストレスと考えられてきた。しかし、脳に異常が発見された。

ウクライナでの脳の研究>
キエフ脳神経外科研究所
従来は、脳は放射能に強いと考えられてきた。
ところが脳でも放射性物質が、神経細胞を破壊する事が判明。
ラットの実験で確認する。
死亡した作業員の脳を調べて、放射性物質の蓄積を確認する。

前述のウラジミールさんの病状が悪化して、検査した結果、前頭葉に2ヶ所、他に1箇所脳細胞が死滅した箇所があり、これが病気の原因と診断された。
など、映像の音声から書き起こしました。
15年前にこれだけの事が分かっているのです。
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もう一つYouTubeから引用です。
http://www.youtube.com/watch?v=FCQI_s5U6CE

http://www.youtube.com/watch?v=r-wzEokCr3U&feature=related
この中で、「チェルノブイリー大惨事の環境と人々へのその後の影響」という著作が紹介されています。2007年の出版です。(未翻訳)生物学者アレクセイ・ヤブロコフさん、原子物理学者ワリシー・ネステレンコさん、環境学者アレクセイ・ネステレンコさんの共著です。
この中で、衝撃の数字が発表されています。
1986年から2004年までの放射線による死者を98万5千人と見積もっています。

一方、IAEAは4000人としています。
どちらが本当なんでしょうネ??

前者の共同著作は、5000以上の英語とそれ以外の言語の論文、そして何より現場で医療活動に従事している医師・保健婦などの意見を取り入れて推計されています。

IAEAの推計は、350の英語の論文のみを根拠に作成されているそうです。
そして、IAEA原発事故で犠牲者が沢山発生しては困る立場の機関です。

又、映像の中で、WHOとIAEAの協定にも触れ、批判しています。


現在、チェルノブイリ及び周辺地域では40代の女性の甲状腺癌の死者が急増しているそうです。
事故当時、20歳前後の女性たちです。
チェルノブイリ原発事故の放射能による健康被害は、現在進行形なのです。
死者数は、毎年、増え続けています。
今、亡くなっている方は、内部被曝の蓄積が原因と推測されます。
原子炉が爆発しようとしまいと、環境の中に放射能が巻き散らかされ、外部被曝して
内部被曝し続けている事に、何ら変わりはありません。
チェルノブイリも福島も、同じなのです。
なんの対策もせず25年後を迎えれば、25年後の福島に現在のチェルノブイリが再現されます。
原発利権の手先の学者に騙されないでください。
政府や行政、地方自治体に対し「声」を出してください。
そして、ご自分の身と家族を守ってください。

<著書の紹介>
「暴走する原発広河隆一著 小学館刊行
チェルノブイリ原発事故と健康被害について書かれています。

<ご参考>
放射能について正しく学ぼう
-- Team Coco --

http://kingo999.web.fc2.com/naibu.html