ダニ媒介感染症:広島の成人男性死亡確認 国内で4人目{毎日新聞}

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
ダニ媒介感染症:広島の成人男性死亡確認 国内で4人目
毎日新聞 2013年02月19日 11時25分(最終更新 02月19日 12時48分)
http://mainichi.jp/select/news/20130219k0000e040175000c.html
▼全文転載

 

マダニが媒介するSFTSウイルス=国立感染症研究所提供

http://mainichi.jp/graph/2013/02/19/20130219k0000e040175000c/001.html

 

 ダニが媒介する新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、厚生労働省は19日、広島県の成人男性も昨夏に感染して死亡していたと発表した。SFTSによる国内の死亡確認は4人目。

 厚労省によると、男性は、下痢や下血などの症状が出た後に血液中の白血球や血小板数が低下し、発症後 10日ほどで死亡した。かまれた痕は確認されていないが、男性の血液からはSFTSウイルスが見つかった。最近の海外渡航歴はなく、これまでの3人と同 様、草むらややぶに生息するマダニ(体長2〜10ミリ)によって国内で感染したとみられる。

 厚労省によると、先月、国内で初めて山口県の成人女性の死亡が確認された後、都道府県から同様の症例報告が19日現在で計14件寄せられている。このうち5件の検査を終え、今月13日には愛媛県と宮崎県の成人男性が昨秋感染し死亡したことを公表している。【井崎憲】

 

毎日新聞 ホーム>http://mainichi.jp/