改革政党と思ったら大間違い 維新を牛耳るのは2人の老獪政治家 (日刊ゲンダイ)

★阿修羅♪ >
改革政党と思ったら大間違い 維新を牛耳るのは2人の老獪政治家 (日刊ゲンダイ 
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/617.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 12 月 08 日 21:30:01: igsppGRN/E9PQ
▼全文引用

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7605.html
2012/12/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ

選挙後は自民の補完勢力

「こんなはずではなかった」と、いまごろ橋下徹は後悔しているのではないか。旧たちあがれ勢力に、完全に党の実権を握られてしまったからだ。

旧たちあがれと合流する前、橋下徹(43)は「(たちあがれは)カラーが違う。世代が合わない」と上から目線だった。ところが合流した途端、旧たちあがれの老人たちに主導権を奪われてしまった。みんなの党選挙協力を進めていた選挙区に、旧たちあがれ系の新人候補が次々出馬し、公約も「自主憲法の制定」などたちあがれ色の強い政策が目立つ。

いま「維新の会」の実務は、旧たちあがれの園田博之(70)と片山虎之助(77)という策士2人が取り仕切っているという。

「公約作成を主導したのは園田さんと片山さんです。橋下市長と松井大阪府知事は、どんなにエラソーにしていても地方自治体の経験しかありません。それに比べ、旧たちあがれ出身者は自民党で大臣経験もあり、霞が関の官僚と渡り合ってきていますから、国政になれば一枚も二枚も上手。橋下・松井はかないません」(維新関係者)
しかし、もともと自民党出身の園田や片山が実務を取り仕切ったら、これまで「維新」がウリ物にしてきた「官僚主導打破」など、やるはずがない。とくに元自治官僚の片山は、安倍内閣で渡辺喜美が公務員改革担当大臣に就いていたとき、自民党の部会で喜美のスタッフを恫喝し、公務員改革をツブす側に回っていた人物だ。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏もこう言う。

「たちあがれのメンバーは老(ろう)獪(かい)です。なかでも園田さんは20年前にさきがけをつくり、連立政権をつくった人。政界再編の仕掛け人で、自民党だけでなく民主党にも人脈がある。維新は以前は『既成政党を壊す側』でしたが、いまは保守色の強い『自民党と連携を視野に入れる党』に変質してしまいました」

選挙後、たちあがれ系が実権を握った維新は、自民と連携する可能性が高い。安倍チャンと一緒に憲法改正国防軍創設に突き進む。霞が関任せに逆戻りする。有権者は絶望することになる。
以上、「★阿修羅♪」から全文引用


★上記を考えると、誰かが「維新」と「みんな」の連携、ないし合流を、つぶすために「石原氏」を利用した印象があります。某大新聞の例の人が、石原氏と橋下氏の仲介をしたような「ウワサ」があります。結局、石原人気を利用しようとして、逆に「維新人気」を利用されてしまったように見えます。一気に勢力拡大を目論んだ作戦は、大失敗でした。なぜ???大阪の地域政党として着実な路線を歩まなかったのか???人気が高かっただけに、惜しまれます。選挙が終わったら、すっきり旧「太陽」のメンバーと縁切りして、一から出直せるか???

★もう、選挙が始まってしまった以上、ここでの合流解消は出来ないでしょう。選挙後、元の「維新」の路線に戻れるか、どうか???今回は、国民のために「投了」した方が、良さそうに思います。もっとも、「維新」が関東・東北で議席が獲得できるとも思えません。原発事故に対する切実感が、関東・東北では、関西とは全然異なる事を、橋下氏は認識していなかったのだと推測します。「脱原発」を政治の道具に利用した「罪の重さ」を、選挙の結果で、よく噛み締めていただきたいと思います。

★まだ、40代の前半です。やり直す時間は、十分あります。