橋下徹よ! 未来の党の「10年以内卒原発工程表」 どこが非現実的なのか!? (日刊ゲンダイ)

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橋下徹よ! 未来の党の「10年以内卒原発工程表」 どこが非現実的なのか!? (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/340.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 12 月 03 日 21:18:01: igsppGRN/E9PQ
▼全文引用
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7574.html
2012/12/3 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ

怒り心頭 飯田哲也氏は山口1区から出馬
日本未来の党」代表の嘉田由紀子滋賀県知事がきのう(2日)、会見して「卒原発カリキュラム」を発表した。10年後までに完全に原発から「卒業」するための具体的な工程表である。
「今は実質的に原発稼働ゼロに近い状態です。ここから出発して、最初の3年間を『助走期』と位置づけ、まず大飯原発の稼働を停止。『もんじゅ』も止めて、 六ケ所村の再処理工場を即時、廃止する。もちろん、大間原発を含む新規増設も禁止します。さらに使用済み核燃料の総量規制や、安全な貯蔵方法の社会的合意 形成、発送電分離などの電力システム改革を断行し、3年かけて卒原発を可能にする環境づくりを行う。その後の7年間が『離陸期』で、エネルギーの自由化や 効率化によって、未来へのエネルギーシフトを図っていきます」(未来の党関係者)
このカリキュラムの原案を作ったのは、未来の党の代表代行を務める飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長だ。
有権者は、なぜ、今このプランが「未来」から出てきたのか、その背景を知っておく必要があるだろう。これはズバリ、「日本維新の会」の橋下徹石原慎太郎 と組むために“捨てた”政策なのである。しかも、橋下は脱原発から転向した自分を正当化するために、脱原発に向けた現実的なカリキュラムがなかったと言わ んばかりの会見をした。これは真っ赤なウソだ。大阪府市の特別顧問だった飯田氏が、きちんとした工程表を示していた。しかし、橋下が裏切ったので、飯田氏 は袂を分かった。未来に移り、きのう、具体的な工程表を出したのである。
維新の会をウォッチし続けているジャーナリストの横田一氏が言う。
「この工程表は、もともと大阪府市エネルギー戦略会議で飯田氏が提案したシナリオで、橋下市長も了承し、一度は維新の会の公約・政策実例集に盛り込まれる ことになった。実現性があると判断したからです。しかし、橋下氏は石原氏と組んで脱原発から後退した途端、手のひらを返した。そのうえ、『(工程表は)飯 田さんの個人的な見解だった』とか『現実的ではない』とかケチをつけている。果たして、このプランが非現実的でしょうか。有権者が判断するべきです」
未来の党の卒原発カリキュラムの中身の濃さは、そのまま、橋下のウソの証左になるわけだ。ついでに言うと、嘉田知事も「(新党結成は)橋下さんが石原さん とつながって(脱原発を)引っ込めたことが大きなきっかけ」と語っていた。橋下の裏切りに皆が怒った。既成政党の脱原発はマヤカシだから、真の意味の脱原 発政党をつくらなければならない。それが「未来」の原動力になったわけである。
さて、橋下に怒り心頭の飯田氏は会見で、山口1区から出馬することも明らかにした。ここで飯田氏が勝つようだと、日本の政界は大きく塗り替えられることになる。