師走の審判:12年衆院選 公明が自民候補推薦へ 維新と選挙協力せず /奈良{YAHOO!ニュース<毎日新聞}

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師走の審判:12年衆院選 公明が自民候補推薦へ 維新選挙協力せず /奈良
毎日新聞 11月28日(水)15時55分配信
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▼「YAHOO!ニュース<毎日新聞」から全文引用


 公明党県本部は27日、衆院選奈良1〜4区に出馬を予定している自民党公認候補予定者4人を推薦するよう党本部に要請した。党本部が28日にも発表する2次推薦候補に含まれる見通し。公明党大阪府内の選挙区など一部で日本維新の会選挙協力を模索する動きがあるものの、県内では協力関係になく、選挙後の「自公連立政権の再現」をにらみ、従来通り自民党と連携することが確実になった。

 公明党は前回衆院選でも、県内全選挙区で自民党候補に推薦を出している。県内の小選挙区に公認候補を擁立しないため、自民党候補に推薦を出す見返りとして、比例代表の票を取り付けたい狙いがある。
 一方の自民党側も、民主党日本維新の会と対抗する上で公明党との連携は欠かせないと判断。自民党県連が20日、1〜4区の公認候補の推薦を公明党県本部に要請していた。公明党側が求める名簿の提供などの条件をのんだとみられる。
 公明党の岡史朗・県本部代表は「維新とは政策的に一部共鳴する部分もあるが、(小選挙区に候補者を擁立する)大阪と違い、奈良では『ギブアンドテイク』が成り立たず、協力する理由がない」としている。【伊澤拓也】
11月28日朝刊