維新、「みんな」と決裂!渡辺氏が猛反発…第3極“共倒れ”の可能性も{zakzak}

★これが、マスコミの一般的な見方のようです。「みんなの党」も「維新」人気を利用しようとしました。政策に共通する部分があったからです。しかし、「太陽」と合流してからは、全然違う政策になりました。「よくまあ、コロコロと政策を、変えられるネ???」と、不思議な気持ちで見ています。つまり、「維新」には政策が存在しない事になります。【「議員の数を増やす=勢力を拡大する」ためなら、何でもします】、とこのような解釈が成り立つと思います。今の、維新の雰囲気からすると、安倍・自民との連立を考えているのでしょう。

★「維新」の正体が見えてきたら、日本版ネオコンでした。ブッシュ(Jr)大統領の時代に、アメリカで流行した思想です。共和党の中の極右勢力でした。新保守主義 (アメリカ合衆国) - Wikipedia
安倍・自民党も、ほとんど同じです。

★つまり、「みんなの党」とは、政策が全然違います。ここへ来て、「維新」の政党としての性質がハッキリしましたので、「みんなの党」は、連携を諦めたのでしょう。当然だと思います。数合わせの政治をやってきたから、今の日本の政治の貧困があります。「マニュフェストに基づいた政治」をスローガンに政権交代を果たした民主党は、「マニュフェスト」をことごとく破り、消費税増税にいたっては、鳩山元総理の約束とは、正反対です。「雰囲気でやる政治」の内容は、このようなものです。

★「政治公約」の意味を、まじめに考え、「公約を守る」政治を、期待します。それには、「公約」を破った政党は、政権から追放する国民の判断と行動が要求されます。

★政治や政治家が、ダメなのは、それを選んだ国民の責任です。政治参加を放棄し、一部の団体やグループの好き勝手な選挙を許してきた(=選挙で政治家を選ぶ義務を放棄してきた)罪は、重いと思います。


zakzak
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維新、「みんな」と決裂!渡辺氏が猛反発…第3極“共倒れ”の可能性も
2012.11.24
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121124/plt1211241436001-n1.htm
▼「zakzak」から全文引用


 次期衆院選(12月4日公示、同16日投開票)を控え、石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の「日本維新の会維新)」と、渡辺喜美代表率いる「みんなの党」が模索していた結集構想が決裂した。橋下氏による合流の呼びかけに対し、渡辺氏が猛烈に反発しているのだ。両党は18選挙区で公認候補が競合しており、このままでは民主、自民の二大政党に代わる、第3極勢力は「共倒れ」となる可能性が出てきた。

 「1つのグループになれば、意地でも(候補者調整を)やる。国のことを思うのであれば、自分たちのポジションとか、自分たちの勢力がどうのこうのは関係ない。一緒になりましょう」

 橋下氏は23日、テレビ朝日の番組で、みんなの渡辺氏らに電話で合流を求めた経緯を紹介し、テレビ画面を通じて、こう呼びかけた。

 さらに、橋下氏は「選挙区調整は、最後はじゃんけんで決めていい。僕も代表代行の立場にこだわっていない」と、公認候補をじゃんけんで決めるという、前代未聞のプランまで披露した。

 これに対し、九州遊説を終えて帰京した渡辺氏は、羽田空港で待ち構えた記者団に、橋下氏への不満をブチまけた。

 「(17日の)維新と太陽の党との合意文書は、満足いくものではない。太陽と一緒になっちゃったら、理念と政策がどうもボケちゃった。よほど切羽詰まっているということでしょうか」

 続けて、渡辺氏は「(旧太陽の)園田博之衆院議員から江田憲司幹事長に、『都知事選は一緒にやれない』という話が来たようだ。いったん交わした協定書を、電話1本で破棄してくるのは腑に落ちない」「太陽との結婚を解消してもらわないと合流話は進まない」とまで言い切った。

 つまり、石原氏との決別が、維新とみんなの合流条件としたのだ。この亀裂は極めて深い。

 両党が、共通政策に合意したのが15日。そこから衆院選選挙協力の調整が本格化したが、競合選挙区は23日時点で8都道府県の18選挙区にのぼっている。しかも、競合区は関東に多い。

 東京や神奈川を中心に候補者擁立の準備を進めていたみんなは、維新選挙協力して「東のみんな、西の維新」ですみ分けられると期待したため、「縄張りを荒らされた。これは一種の宣戦布告だ」(維新周辺)「うちの方が組織は大きいし、歴史も長い」(同幹部)との思いが強い。

 一方で維新にとって、みんなの考え方は「自己勝手」でしかなく、「先にみんなが立てたからといって、維新がすべてを譲らなければならないのか」(幹事長である大阪府松井一郎知事)との反感がある。

 加えて、維新から合流を拒否された減税日本が22日、国民新党亀井静香前代表らと新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」を結成。今後、小沢一郎代表の「国民の生活が第一」と連携し、第3極の「別グループ」へと発展する可能性も大きい。

 第3極のゴタゴタは、国民をあきれさせ、民主、自民両党を喜ばせるだけ。今後、維新みんなの党の協議が注目される。



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