東電が原子力改革の監視委員会を設置へ　海外の専門家も招へい｛MSN Japan 産経ニュース｝

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東電が原子力改革の監視委員会を設置へ　海外の専門家も招へい
2012.9.10 12:17
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120910/biz12091012200000-n1.htm
▼「産経ニュース」から全文引用

　東京電力は、福島第１原発事故の検証や原発の安全強化を進めるため、国内外の有識者で組織する「原子力改革監視委員会」を近く設置する。米原子力規制委員会のデール・クライン元委員長らを招く方向で人選を最終調整しており、近く発表する。東電は経営再建に向け、来年４月から柏崎刈羽原発（新潟県）を順次再稼働させる計画。外部の有識者を交えた監視体制を発足させることで、信頼回復につなげる狙いだ。

　改革監視委のメンバーには、クライン氏のほか、日立製作所での原子力開発経験もある経営コンサルタントの大前研一氏や、国会が設置した事故調査委員会の委員を務めた元名古屋高検検事長の桜井正史氏が就任する見通し。東電の下河辺和彦会長も入り、１０人前後で構成する。

　監視委では、これまで国会や政府などが行った事故調査報告を検証し、さらに原因分析と対策を進める。また、米国での原発安全管理体制も参考に、「閉鎖的」と批判される東電の原子力運営へ提言を行う。

　東電は、広瀬直己社長を筆頭に社内から３０人程度を横断的に選抜し「原子力改革特別タスクチーム」を立ち上げ、監視委の提言を原子力運営に反映させる。

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