神戸市立小教諭が「脱法ドラッグ」 救急搬送<神戸新聞&朝日新聞

朝日新聞
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小学校教諭が脱法ハーブ 神戸で救急搬送
2012年8月10日16時8分
http://www.asahi.com/national/update/0810/OSK201208100047.html
(全文引用)
 神戸市教委は10日、神戸市兵庫区の市立小学校に勤める30代の男性教諭が「脱法ハーブ」を繰り返し使用し、今月1日に体調を崩して病院に救急搬送されていたことを明らかにした。

 市教委によると、教諭は7月31日夜、液状の脱法ハーブを自宅で水に薄め、注射器を使って注入。翌朝、嘔吐(おうと)が止まらなくなって119番通報し、救急車で病院に搬送された。

 通報を受けた有馬署が話を聞いたところ「自宅で脱法ハーブを使った」と説明。教諭の持っていた薬物と尿を鑑定したが、違法な薬物の成分は検出されなかった。


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神戸市立小教諭が「脱法ドラッグ」 救急搬送 
(2012/08/10 10:50)
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0005283524.shtml
(全文引用)
 神戸市兵庫区の市立小学校に勤務する30代の男性教諭が7月31日、自宅で、麻薬などに似た幻覚作用を引き起こす「脱法ドラッグ」を使用して体調不良を訴え、救急搬送されていたことが9日、分かった。神戸市教委の調査に、教諭はドラッグを複数回使ったことを認めているといい、市教委は処分を検討する。

 神戸市教委や兵庫県警によると、教諭は7月31日、同市北区の自宅で、液体状の脱法ドラッグを摂取。翌日、体調が悪くなり、自ら119番し、救急搬送されたが、症状が回復し退院したという。

 病院から通報を受けた有馬署員が、この教諭から事情を聴いたところ、「自宅で脱法ドラッグを使用し、気分が悪くなった」などと説明したという。同署は教諭の尿や所持していたドラッグの成分を鑑定したが、薬事法で販売が規制されていたり、麻薬取締法で所持や使用が禁止されていたりする薬物の成分は検出されなかったという。

 神戸市教委は「脱法ドラッグが社会問題化する中、教員がこのような行為をし、誠に遺憾。事実関係を確認し、厳正に対処したい」としている。

 脱法ハーブなどの脱法ドラッグをめぐっては、大阪市内で5〜6月、脱法ハーブを吸引後に車を運転した運転手の暴走事故が相次いで発生。大阪府は脱法ハーブの乱用防止を目的に、所持や使用を罰則対象とする条例の制定を目指している。

 神戸市でも、議会で、警察と連携した対策を市に求める声が上がっていた。県警は確認できた販売業者に販売自粛を要請しているが、吸引目的ではない「お香」や「アロマ」と称し、応じない店もあるという。


(2012年8月10日 読売新聞
小学校教諭が脱法ドラッグ、救急搬送…神戸
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120810-OYO1T00669.htm?from=main3