第三者調査委員会が発足 浜松の生徒転落死<中日新聞 CHUNICHI WEB>

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第三者調査委員会が発足 浜松の生徒転落死
2012年7月26日 23時40分
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(全文引用)



 浜松市立曳馬(ひくま)中学校2年の男子生徒(13)が6月に自宅マンション屋上から落ちて死亡した問題で、いじめの有無も含めて死亡に至った背景を調べる第3者調査委員会が26日発足し、市内で初会合があった。全校生徒対象の無記名アンケート、遺族への聞き取りの実施を決め、4カ月をめどに調査を進める。

 静岡県弁護士会子どもの権利委員会の岸田真穂弁護士が委員長、元家裁調査官で静岡英和学院大の佐々木光郎教授(生徒指導論)が副委員長を務める。他の委員は臨床心理士と元警察官。

 会合は個人情報保護などを理由に非公開で、終了後に岸田弁護士と佐々木教授が会見した。学校が既に実施した記名アンケートに対し、岸田弁護士は「答えられなかった生徒がいるかもしれない」と指摘。無記名アンケートをすべきだとの考えを述べた。ただ、調査には学校の記名アンケートも用いるという。

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